【鹿島】鈴木優磨、目標は“必ず”二桁ゴール「全タイトルを獲るために帰ってきた」

サカノワスタッフ

2022年1月23日

鈴木優磨が鹿島の「40番」を披露。写真：上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

小笠原満男、曽ヶ端準の名前を挙げて、「優勝するためのプレー、チームに必要な勝つプレーも個人的な目標」。

　J1リーグ鹿島アントラーズの新体制発表会見が１月22日に鹿嶋市内で行われ、ベルギー１部シント＝トロイデンVVから完全移籍で復帰したFW鈴木優磨（SUZUKI Yuma）が「全タイトルを獲るために帰ってきました、よろしくお願いします」と決意を示した。

　何よりも「タイトル」を渇望する。

「鹿島アントラーズは常にJリーグを引っ張ってきました。僕が小さい頃から見てきた鹿島はどのタイトルも獲ってきたので、もう一度そこへ行けるように全力で頑張ります」

「２年前から比べて若い選手が非常に増えた印象があります。僕は年齢的にも上のほうなので優勝へ導けるようにチームを引っ張っていきたいです」

　そして個人の目標を問われた25歳のストライカーは、次のように具体的に語った。

「個人的な目標は二桁得点を必ず獲ること。今回復帰したのも、もう一度優勝するという目標のためです。

　優勝するためのプレー、チームに必要な勝つプレーも個人的な目標であります。

　僕が（鹿島に）入ってきた時、（小笠原）満男さん、ソガさん（曽ヶ端準）は、数字もそうですが、チームを勝たせるようなプレーが多かったので、僕がそれを率先していきたいです」

　そのようにベルギーに渡った時とはまた一味違った、一方でスタンスも貫いてきた、そんな“シン・鈴木優磨”を新たな鹿島のユニフォームを着て見せてくれそうだ。

　鈴木は1996年４月26日生まれ、千葉県出身、25歳。182センチ・75キロ。これまでのキャリアは、鹿島アントラーズ Jrユース ― 鹿島ユース ― 鹿島（2015年） ― シント＝トロイデンVV（2019年８月）。2020－21シーズンにベルギー１部リーグ17ゴールを記録。21－22シーズンは、11試合・２得点・２アシスト。2018年には日本代表にも選出されている。