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【鹿島0-2川崎】前後半対照的な展開に。知念慶&佐々木旭ゴール、川崎が前半圧倒し勝利。鹿島は後半挽回したが…

川崎の知念慶(2021年の天皇杯より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

小林悠ら抜擢に応え、立ち上がりのハイプレッシャー奏功!

[J1 2節] 鹿島 0-2 川崎/2022年2月26日15:00/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの注目の一戦、アウェーの川崎が知念慶と佐々木旭のゴールで2-0の勝利を収めた。

 小林悠、知念慶、そして佐々木旭が先発に抜擢された川崎は、試合開始とともに高い位置から強烈なプレスを掛けていく。そして2分、関川郁万のミスパスを奪った知念が左足のシュートを突き刺す。

 その後も鹿島は最終ラインからのビルドアップにもたつき、そこをアウェーチームに徹底的に突かれる。そして17分、脇坂泰斗のコーナーキックから、山村和也がヘッドでファーに落とし、そこに走り込んだ佐々木が左ボレーで叩き込み、嬉しいリーグ初ゴール。川崎に2点目をもたらした。

 前半のシュート数は、鹿島1本(枠内1本)に対し川崎11本(同9本)。

 そこで岩政大樹コーチはハーフタイムに2枚替えを敢行し、三竿健斗と中村亮太朗を投入。すると後半は鹿島が主導権を握り続ける。そして樋口雄太が決定的なシュートを放ったが……クロスバーに当たり枠外へ。

 連戦の疲れもある川崎に対し、エヴェラウドや染野唯月らを投入して、ホームチームが攻め続ける。しかし、最後までゴールを割れなかった。

 最後は川崎もタイトに守り続け、結局、川崎が2-0で勝利を収めた。

 後半のシュート数は鹿島が8本(枠内4本)対2本(同0本)と、前半とは対照的な内容となった。

 佐々木は試合後のフラッシュインタビューで、「練習でもあの形はずっと練習していました。この試合で点を取れるとしたら、あのような形だろうと思って、マークを外せたので思い切り(左足を)振りました」と初ゴールを振り返った。

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[文:サカノワ編集グループ]

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