【Jリーグ新型コロナ関連】◎G大阪×鹿島延期◎緊急事態宣言延長で夜間試合は前倒しも◎外国籍選手の合流目処いまだ立たず
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G大阪は新たに選手1人加え、クラブから計6人陽性反応。
J1リーグのガンバ大阪は3月4日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で新たに選手1人の陽性反応を確認し、合わせて選手5人、スタッフ1人の計6人から陽性判定が出たと発表。Jリーグと協議した結果、現時点で感染の影響範囲を確認できていないため、感染拡大防止の観点から、3月6日の2節・鹿島アントラーズ戦(16:00キックオフ/パナスタ)を中止し、延期することを決定した。代替日および今後の試合開催などについては協議中。
全てのチケット・駐車券は払い戻しとなる。代替開催日の試合では利用できない。
また、G大阪は3日までにクラブ内で新型コロナウイルス感染症のPCR検査で選手4人・スタッフ1人の陽性反応の確認を受けて、4日、トップチームの選手、トップチームのスタッフ、アカデミー選手、アカデミースタッ フ、フロントスタッフ、アカデミー寮関係者、スタジアムに勤務する関係者の計225人を対象に、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を実施した。
その結果、新たにトップチームの選手1人に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出た。 224人に関しては陰性が確認されている。
また、首都圏1都3県が5日にも、緊急事態宣言の延長を発表する見込み。当初7日までだったが、さらに2週間ほど解除が延期されるという。そのため首都圏をホームとするクラブは、7日から21日までのナイトゲームについて、試合開始時刻が18時より前倒しされる場合もあり、クラブはSNSなどでもアナウンスしている。特にチケットの扱いに関しては、払い戻しできない場合もあり注意が必要だ。
また、新規外国人の入国がこのまま禁止された場合、外国籍選手が合流できないという状況が続く。戦力不均衡が生じるとともにリーグのレベルも損なわれる問題だけに、そのあたりに関し、Jリーグはプロ野球などとも連携し、何かしらの打開策を政府に提案したいところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]