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「ホンダはポップコーンメーカー」ボタフォゴOBが本田圭佑のVIP席大量寄付に怒りの疑問符

ボタフォゴでの本田圭佑。(C)Getty images

「来る時はたくさんの物語をもたらしたが、多くの困難を残して去っていった」。一方、新シーズンの観客動員を考えると本田の配慮も。

 ブラジル1部のボタフォゴFRを退団し、ポルトガル1部のポルティモネンセSCへの加入を発表したものの選手登録期限に間に合わない失態を犯したMF本田圭佑だが、現在フリーの立場で新天地を探している。

 そんななか34歳のレフティは古巣ボタフォゴの2021シーズンのVIP50席を購入し、クラブに寄付。クラブは公式サイトでその善意に感謝するとともに、今後も本田とコンタクトを取り合うと伝えている。

 しかしコロナ禍であらゆる想定外のことが起きたとはいえ、5か月の滞在でブラジルセリエA18試合・2得点の結果しか残せなかった。そんな一選手の行為に対し、様々な反応が寄せられている。

 ボタフォゴの情報を扱う『フォガオ・ネット』では、ボタフォゴOBであるFWのアンドレ・リマがユーチューブでジャーナリストのインタビューに応じ、本田のこの寄付行為について言及したことを紹介。35歳のブラジル人FWは「ボタフォゴにとって、パートナーがいることはいいことかもしれない。とはいえ、ボタフォゴにとってどんなプラスがあるのだろうか、大した額ではありません。ただメディアのためではないでしょうか」と疑問を投げ掛けたという。

 現在フリーの立場であるアンドレ・リマは、「彼は真っ先にこの船から飛び出して去っていったんだよ。来る時はたくさんの物語をもたらしてくれた。しかし、残していったのは多くの困難だ」

 そしてブラジル人アタッカーは本田のことを「ポッポコーンメーカー」と称している。「本当に“POP”だ」と、一瞬の爆発、大衆向け、広告……いろいろな意味が込められたこの言葉を引用している。

「そもそもボタフォゴは彼にいくら使ったんだ? これはいちサポーターの意見でもあるけれど、本当に不条理だよ」

 そのように2007年にボタフォゴでプレーしたあとドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに移籍、さらに帰国後の2009年にもプレーしているリマは愚痴をもらしている。

 もちろん2部降格に加え、新シーズンも観客を迎え入れての試合開催ができるかどうか不透明な状況である。満員での開催は当面は難しそうである。そういった背景もあっての本田のアシストと言えたが……。仕方ないとも言えるが、ブラジルではしばらく風当りが強そうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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