【皇后杯】浦和が“7度目の正直”で頂点に。決勝点の菅澤優衣香「ホットとしているし嬉しい」。男子天皇杯とアベック優勝
皇后杯を制した浦和レッズレディース。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
キャプテンの柴田「WEリーグへ、いい流れに乗りたい」
[皇后杯 決勝] 浦和 1-0 千葉/2022年2月27日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA
皇后杯決勝、三菱重工浦和レッズレディースが菅澤優衣香のゴールで、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに1-0の勝利を収め、初優勝を果たした。前身のさいたまレイナスFC時代を含め7度目の決勝進出で悲願を達成。また、男子の天皇杯とともに、2021年度、男女アベック優勝を成し遂げた。
キャプテンの柴田華絵は試合後のフラッシュインタビューで、「そんなにプレッシャーはありませんでした。最後まで自分たちのサッカーができたことが良かったと思います。これからリーグ戦の後半戦へ、いい流れに持っていければと思います」と喜びを語った。
またボレー弾を決めて、まさにエースストライカーとしての仕事を果たした菅澤は、次のように得点シーンを振り返った。
「最初のチャンスを外してしまい、2本目は清家(貴子)からいいボールが来たので、落ち着いて決めることができました。(後半は)なるべく自分たちがボールを持つ時間を持ち、高い位置のサイドの裏を狙うように意識していました。その裏を上手く突けたと思います」
なかなか手が届きそうで届かなかったこの皇后杯のタイトル獲得には、「すごくホッとしていると嬉しい気持ちでいっぱいです」と笑顔を浮かべた。
そして来週からWEリーグが再開される。浦和の9番は「レッズらしいサッカーをして、皆さんとWEリーグを盛り上げていきたいです」と呼び掛けた。
浦和は3月5日のリーグ再開戦、再びジェフユナイテッド市原・千葉レディースと熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で対戦する。14時キックオフ。
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[文:サカノワ編集グループ]