日本代表へスペインが辛口評「才能あるが技術不足」。カタールW杯で同組決定
昨年の東京五輪での日本対スペイン戦、競り合う久保建英(左)とマルク・ククレジャ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
『アス』は日本など“勝てる2チーム”が入り、「全体的には悪くない抽選結果に」。
カタール・ワールドカップ(W杯)の組み分け抽選会が4月1日(日本時間2日)にドーハで行われ、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカorニュージーランド(プレーオフ)とともにグループEに入った。初戦は11月23日ドイツ戦だ。
最新のFIFAランキングはスペイン7位、ドイツ12位、日本23位、コスタリカ31位、ニュージーランド101位。
コスタリカorニュージーランドは11月27日の第2戦、そしてスペインとは12月1日の第3戦での対戦が決定。この対戦決定を受けてスペインメディア『アス』は、「優勝候補(ドイツ)との直接対決、そして勝てるチームとの対決が2度ある。全体としては悪い抽選結果ではない」と報じた。
また、日本について「スペインにとってはエキゾチックな存在」として、次のように評している。
「日本は今、大変な時期を迎えている。歴史的に抱えてきた欠点を払拭できずにいる。才能(タレント)はあるが、テクニックが不足している。最近の大会では、なかなか成績を残せずにいる。面白い若手の有望株が台頭しているが、彼らがここからステップアップしていく必要がある。(リバプールでは主力ではない)南野が最も日本代表で実績のある選手で、久保は先発の座を失っている」
そのように7大会連続出場とW杯の常連である日本だがやや辛口に評価。突き抜けるタレントが出現せずにいる点を強調している。
スペイン視点では、日本をライバルの存在とは捉えていない。逆にそのあたりに付け入るスキがあるか!?
カタールW杯グループリーグの組み分けは次の通り。
▼グループA
カタール、エクアドル、セネガル、オランダ
▼グループB
イングランド、イラン、米国、ウェールズ or スコットランド or ウクライナ
▼グループC
アルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランド
▼グループD
フランス、UAE or オーストラリア or ペルー、デンマーク、チュニジア
▼グループE
スペイン、コスタリカ or ニュージーランド、ドイツ、日本
▼グループF
ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチア
▼グループG
ブラジル、セルビア、スイス、モロッコ
▼グループH
ポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国
【注目記事】
・スペイン、ドイツとE組!日本代表、楽しみな対戦に。W杯で真剣勝負できるチャンス到来
・日本人選手市場価格トップ20。4位久保建英、3位南野拓実、2位・1位は…
・【日本代表】W杯へ6月に強化4戦、キリン杯6年ぶり復活!札幌ドーム、国立競技場、関西2連戦
[文:サカノワ編集グループ]