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日本代表MF原口元気が全身全霊ダイビングヘッド弾!!ウニオン、ベルリンダービー4-1大勝

ヘルタ戦でゴールを決めたウニオン・ベルリンの原口元気。(Photo by Boris Streubel/Getty Images)

古巣ヘルタ相手に先制点を奪取、今季2ゴール目。

[ブンデスリーガ 29節] ヘルタ・ベルリン 1-4 ウニオン・ベルリン/2022年4月9日(日本時間10日1:30)/オリンピア・シュタディオン

 ブンデスリーガ29節、ウニオン・ベルリンがヘルタ・ベルリンとのダービーを4-1で制して、ヨーロッパカップ戦の出場権争いに踏み止まった。ウニオンに所属する日本代表MF原口元気が渾身かつ豪胆なダイビングヘッド弾で値千金の先制点をもたらした。

 原口にとっては、浦和レッズからドイツに渡り最初に所属したのが対戦相手のウニオン・ベルリンである。自身はハノーファー96など2部リーグでもプレー。今季3年ぶりにドイツ最高峰の舞台に戻ってきて、この思い入れのあるオリンピアでのダービーマッチのピッチに再び立った。

 原口は3-5-2の2列目(インサイドハーフ)で先発。立ち上がりから攻勢に立つなか迎えた31分、左サイドを打開したジェラルド・ベッカーの左クロスがファーへ。動き直しを繰り返しそこにいた原口は相手DFの足も伸びてくるなか、恐れず体を投げ出すように頭から飛び込みゴールネットを揺らした。

 スタンドの一角を埋めたウニオンサポーターは狂喜乱舞! 一時オウンゴールで同点に追い付かれたものの勢いを得たウニオンは後半3点を追加して、4-1で大勝を収めた。

 ウニオンは12勝8分9敗の勝点44で7位。カンファレンスリーグの出場権枠である6位のTSG1899ホッフェンハイムと勝点で並んでいる。

 一方、フェリックス・マガト監督を招へいしたヘルタだが、勝ち点26のまま伸ばせず18チーム中17位に低迷している。

 原口は今季リーグ26試合・2得点・4アシスト。

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[文:サカノワ編集グループ]

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