【日本代表】柴崎岳「スペインとドイツを破ることは不可能ではない」。W杯2大強国との対戦、大きな挑戦を歓迎
柴崎岳。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
レガネスの一員として、スペイン代表の活躍にも期待。
サッカー日本代表の柴崎岳(CDレガネス)が4月8日、スペインメディア『ムンド・デポルティボ』の取材に応じて、スペイン、ドイツ、コスタリカまたはニュージーランドとの対戦が決まったカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグの組み合わせについて、決勝トーナメント進出は決して不可能ではないと意欲を示した。
ロシアW杯日本代表の主力の一人で、国際Aマッチはこれまで56試合・3得点を記録。吉田麻也不在時のキャプテンを務めたこともあった。2部リーグでの戦いが続くなか、日本代表でのレギュラーポジションを失ったものの、アジア最終予選のラスト第10戦のベトナム代表戦では4-3-3のアンカーを担った。
スペイン、ドイツという世界王者の経験がある両国と同組に。柴崎は「両国ともサッカーでは世界のトップレベルにあり、次のラウンドに進むためには大きなチャレンジになります。ただ相手が誰であろうとベストを尽くします。突破は不可能だと思っていません」と語る。
「自分たちのやってきたことに満足しています。今回も大きな収穫がありました。まだまだ少しずつ成長しているところを見せていきたいです。日本のサッカーはもっと成長していきます」
レガネスに所属しながら“初”のW杯出場決定を果たした柴崎は、「レガネスの選手として達成できたのは幸せなこと。いつもクラブを応援してくださる方々に感謝しています。その恩返しのために、今まで以上に頑張ります」と喜ぶ。
スペインのCDテネリフェ、ヘタフェCF、デポルティボ・ラ・コルーニャでプレーしてきた日本人ボランチは、「スペインが目標を達成し、国民にとって素晴らしいワールドカップとなることを願っています」と、ライバル国の健闘も同時に祈っている。
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[文:サカノワ編集グループ]