×

森保監督がオマーン戦「4-3-3」採用明言。酒井宏樹は先発復帰へ「ゲーム形式の練習に入った」。日本代表カタールW杯アジア最終予選

オマーン戦に向け記者会見に臨んだ日本代表の森保一監督。(C)JFA

出場停止の守田の代役は「選手の特長を考えて判断」。

[W杯アジア最終予選 B組 第6戦] オマーン – 日本/2021年11月16日20:00(日本時間17日1:00)/Sultan Qaboos Stadium

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第6戦、日本代表が11月16日(日本時間17日1:00)、オマーン代表と対戦する。日本の森保一監督が公式記者会見で抱負を語り、その中で4-3-3の採用を明言。また酒井宏樹の先発復帰も濃厚であることが示唆された。

「両チームにとって大切な試合で、勝点3を目指して戦います。初戦で敗戦していますし、同じ相手に負けられない厳しい戦いになります。勝点3を掴み取れるよう最善の準備を尽くしたいです。W杯の出場権を掴み取るため、粘り強く戦い次へつなげたいです」

 そのうえでケガのため別メニューが続いた右サイドバック酒井宏樹の起用について、次のように語った。

「酒井の回復状況については、昨日すでにゲーム形式のトレーニングにも入っていますので、今日(試合前日)のトレーニングで試合にメンバー入りするかを見極めたい。選択肢には入っています。もうゲームはできるところまで回復しています」

 そのようにオマーン戦での先発復帰を示唆した。また森保監督は次のように、オマーンを警戒した。

「オマーン戦に向けて、二つ我々には準備することがあります。前回の対戦を踏まえて、修正しなければいけないところ、改善しなければいけないところがあります。また、負けましたが全て悪かったわけではないので、そこでできたことを整理して、明日の試合につなげたいと思っています。オマーンもチームのベースはしっかりしたうえで、1試合ずつ改善を重ねて、マイナーチェンジしてきていますので、明日の試合に向けて、相手を上回れる材料を整理したいです」

 そして2試合連続で採用されて連勝を収めた4-3-3を引き続き採用するとも明言した。

「この2試合4-3-3で戦ってきていますが、その流れをベースに準備したいと思います。ただ4-3-3、4-2-3-1とあるなかで、試合が動いていない時の立ち位置はそのような形はあるかもしれませんが、そこは4-3-3、4-2-3-1、3-5-2、3-4-2-1になるなど可変しながら戦っていけるように準備していきたいです」

 そして出場停止になる守田英正の代わりについて、原口元気、あるいは柴崎岳が候補に挙がる。どのような基準で選択するのか? 指揮官は語った。

「チームとして全体的にコンディションは良く、そのポジションにハマる選手、生きる選手であれば、誰が出てもチームとして機能すると思っています。総合的にその選手の特長であり、あとは試合全体を考え、先発なのか途中出場のほうがいいのか、そのあたりを考えていきたいです」

 そのように4-3-3にハマる選手を起用するということだ。

【注目記事】
浦和の「声出し応援」実証実験を政府認めず、村井チェアマンが説明「枠組みの前提『応援緩和』ではなく『入場緩和』」

【Jリーグ市場価格ランキング TOP20】イニエスタ7位、クバ3位…「5億円」超え1位はあの浦和DF

【オマーン戦】スタメン予想。守田不在の穴に原口起用が妥当、あるいは2ボランチ?日本代表カタールW杯アジア最終予選第6戦

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads