「新宿にJクラブを」浦和退団のGK岩舘直が関東1部Criacao Shinjukuに加入
西川周作とランニングする岩舘直(左)。(C)SAKANOWA
昨季関東2部リーグで優勝。JFL昇格に挑む。
今シーズン関東2部から1部(実質5部リーグ)に昇格したCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)は1月27日、昨シーズン限りで浦和レッズを退団したGK岩舘直を獲得したと発表した。
岩舘は1988年8月17日生まれ、神奈川県出身、31歳。183センチ・78キロ。これまでのキャリアは、あざみ野キッカーズ ― 横浜市立あざみ野中学校 ― 神奈川県立旭高校 ― アルテ高崎 ― 創造学園大 ― アルテ高崎 ― 水戸ホーリーホック ― 浦和レッズ(2014年期限付き移籍、16年から完全移籍) ― Criacao Shinjuku。
岩舘はCriacao Shinjukuの公式サイトで、次のようにコメントしている。
「新宿という街にJリーグクラブをつくるという目標を実現し、新しいサッカー選手としての生き方や価値観を体現していきたいと思います。
このクラブに関わる全ての人たちと一緒に喜び、楽しみ、苦しみ、そしてまた最後には喜べるようにこのクラブのために力を尽くします。
よろしくお願いします」
昨年11月に浦和の退団が決まった際は、次のように浦和のファンにメッセージを送っていた(時候的な部分は修正)。
「 なんのキャリアも経験もない自分が5年半もの間、この浦和というチームの選手としてプレーできたのはたくさんの方々に支えていただけたおかげです。
実際にピッチに立ち、チームの力となることはできませんでしたが、そんな自分にも温かく声をかけてくださったファン、サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。浦和での経験、出会いを糧に次の道でも頑張っていきたいと思います」
Criacao Shinjukuは昨季関東2部リーグで優勝。次戦は2020年度 東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ) 2次戦1回戦の早稲田大学ア式蹴球部FC戦。3月8日(日)12時30分から駒沢公園補助競技場で行われる。
関東1部で優勝したチームには全国地域リーグ決勝大会への出場権が与えられる。同大会で2位に入るとJFL(日本フットボールリーグ)に昇格、3位でJFL12位チームとの入れ替え戦に回る。
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[文:サカノワ編集グループ]