【横浜FM】「心の底から嬉しい」松原健が浦和GK西川周作との同郷・大分県宇佐市出身の選出を喜ぶ
オンラインによる取材で、日本代表選出の喜びを語った横浜F・マリノスの松原健。(C)Y.F.M.
「まず伝統ある日韓戦で勝てるように」。ホーム日産スタジアムで、国際Aマッチデビューなるか。
日本代表に2014年以来、7年ぶりに選出された横浜F・マリノスのDF松原健が3月19日、オンラインによるメディア取材に応じて、25日の韓国代表との国際親善試合、さらに30日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル代表戦に向けた抱負を語った。
「まさか自分が選ばれるとは思ってもみなかったので、結構ビックリしています。(川崎フロンターレの山根視来も初招集されているが)すごく攻撃が特長のイメージがあるので、メッセージとしては、前へどんどん上がる、と捉えています。そこはチームでやってきたことを、代表でも出せればと思います」
松原はそのように率直な代表選出の心境を語り、意欲を示した。
2014年にはアルビレックス新潟時代、初めて日本代表に選出されたが、出場機会は得られなかった。今回ホームである日産スタジアムで韓国代表戦が行われるだけに、松原の国際Aマッチデビューへの期待も膨らむ。
28歳の右サイドバックは、「日韓戦は伝統ある戦いで、まずそこで勝てるように、しっかり頑張りたいと思います」と短い言葉に気合いを込めた。
また、同じ大分県宇佐市の四日市南SSC出身である浦和レッズの西川周作とともに、今回選出された。人口6万人弱の街からの快挙と言っても過言ではない。
「サッカー界の最高峰の場所で同郷の選手とプレーできることは、心の底から嬉しいです。昨日のメンバー発表のあと、周くん(西川)から連絡をもらって『一緒に頑張ろうね』と言ってくれました。本当に心の優しい方ですし、日本の代表、大分の代表という意味でも貢献したいです」
横浜FMでの積み重ねが結実した日本代表復帰。松原にとっても、一つ節目の機会になりそうだ。
横浜FMは今週末予定されていた21日のガンバ大阪戦が中止となり、27日のルヴァンカップ・グループステージ2節のサンフレッチェ広島戦に向けて調整している。
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[文:塚越始]