森保監督がバーレーン戦へ記者会見「一言でいうと強い。ガルフ杯で優勝し自信を持って挑んでくる」。サッカー日本代表、W杯王手!
日本代表の森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「W杯出場権を掴み取れる試合ではありますが、私自身の中では感情のところで大きく変わっているところはありません」
[北中米W杯アジア最終予選 グループC 第7戦] 日本代表 – バーレーン代表/2025年3月20日19:35/埼玉スタジアム2002
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の森保一監督が3月19日、キャプテンの遠藤航とともに翌日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)のバーレーン代表戦に向けて公式記者会見を行った。日本は勝つと文句なしで8大会連続となるW杯出場権を獲得できる。
森保監督は冒頭、「選手たちは非常にいい準備をしてくれていることが伝わってきています。これからの練習を含め、さらにいい準備をして勝つ可能性を少しでも上げたいと思います」と真剣な眼差しで語り、次のように続けた。
「これまで通り、個々の良さを出しながら、チーム一丸となって思い切ってプレーしてほしいと思います。W杯の出場権を含めて勝利を目指し、応援してくださっているサポーターの皆さんと喜びを分かち合えることをイメージしながら戦いたいと思います」
森保監督が率いた前回大会、日本はアウェーのオーストラリア戦で出場権を掴んでいる。今回はホームでの達成なるか――。
「目の前の試合に向けて。その意味では、W杯出場権を掴み取れる試合ではありますが、私自身の中では感情のところで大きく変わっているところはありません。選手たちの様子を見ていると、みんな非常にいい準備をしてくれていますし、チームとしていろいろなことを共有しながらやっていく姿勢を示してくれて、明日の試合が楽しみな気持ちでもあります」
また対するバーレーン代表は年末から年明けにかけての中東でのガルフカップ、サウジアラビア代表、イラク代表を下し、決勝ではオマーン代表に2-1で勝利し優勝を果たしている。
その印象を問われた指揮官は、次のように答えた。
「一言でいうと強い印象を持っています。直近のガルフカップで優勝していて、自信を持って挑んでくると思います。自国でキャンプし、日本にも早く入って来てしっかり準備しています。対策も徹底的してくる非常に厳しい試合になると覚悟し、それを上回っていかなければいけません。最終予選の第1戦(昨年9月11日/〇5-0)は結果的に大勝しましたが、序盤は相手にも得点になり得るようなチャンスを作られました。彼らが持っている戦術的、個人的な武器を抑えながら、勝利を掴めるようにアグレッシブに戦いたいと思います」
バーレーンは日本戦のあとインドネシアとのアウェーゲームに臨む。そのため、この試合の約1週間前に来日し調整をしてきた。
FIFAランキングは日本が15位(アジア1位)、バーレーン81位(同12位)。 最終予選のグループCでは現在、日本が5勝1分の勝点16で1位(22得点・2失点 +20)。バーレーンは1勝3分2敗の勝点6で5位(5得点・10失点 -5)。ただし3位から6位まで勝点6で並んでいる。
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FIFAランキングは日本が勝利を収めて、8大会連続となるW杯出場権を獲得する――。