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【浦和】来季加入の木原励にリカルド監督が金言「重要なのは、野心を持ち続けること」

来季の浦和加入が決まった京都橘の木原励。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

数年後、レギュラーとして活躍するためにも――。

[J1 29節] 浦和 – C大阪/2021年9月18日19:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が9月17日、オンラインによる記者会見に応じて、翌日のセレッソ大阪戦に向けた抱負をはじめ、いくつかのテーマについて質問に答えた。

 そのなかで、前日に来季2022シーズンの獲得内定が発表された京都橘高校の木原励が話題に。若手FWに求めることを聞かれた指揮官は、次のように語った。

「選手の特長によって、どういったところを伸ばすかは変わってきます。重要なのは選手がチームのコンセプトを理解することだと思います。タイプによって前線でターゲットになったり、少し下りてきてプレーするセカンドストライカーのようになったりします」

 そして木原に期待を寄せる。

「木原選手は彼の年代の中では目立った存在です。これからチームに力を還元しながら成熟していかなければいけません。高いレベルのゲームに参加しながら、日々のトレーニングで、しっかりレベルを上げていくことが重要だと思います。そしてメンタル面では、野心を持ち続けることが重要です。浦和に加入することが目的になってしまってはいけません。数年後、ここでレギュラーとして活躍する、成長し続けるという、常に上を目指す姿勢が必要だと思います」

 そのように期待を込めてのアドバイスであり金言を送っていた。

 18日は久々の埼玉スタジアムでのC大阪戦だ。リカルド・ロドリゲス監督は相手をすべての面で上回ることを目指す。

「高いレベルでプレーし、チャンスをゴールに変えながら、守備でも、攻撃でも、セットプレーでも、全力でパーフェクトなゲームを目指さなければいけません。リーグ戦の最終ストレートに入ったところで、ボールを保持しながらも強度やリズムを発揮し、自分たちのスタイルを貫きたいと思います」

 早くも29節。指揮官はそのように、必勝を期していた。

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[文:塚越始]

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