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【日本代表への推薦状】川辺駿を見たい!スイス1部17ゴール関与。来季はプレミア移籍か

川辺駿。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

久保建英や上田綺世との相乗効果に期待が膨らむ。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の6月シリーズ(15日エルサルバドル代表戦@豊田、20日ペルー代表戦@パナスタ)のメンバーが5月25日に発表される。試合開催はまだ先だが、欧州リーグがオフに入っていくため、このタイミングでの決定となる。

 来年1月のカタール・アジアカップを見据えた2試合で、システムなどいくつかの新たな試みも見られそうである。今回も欧州主要リーグでプレーするベテラン選手の招集は見送られそうだ。今夏でアイントラハト・フランクフルトを退団しフリートランスファーとなって新天地を探すことになる鎌田大地が、果たして招集されるかどうかは一つの注目点になる。

 また主要リーグではないものの、欧州のステージで活躍するタレントが複数招集されそうだ。ぜひ、その成長度を見てみたいひとりが、スイス1部グラスホッパー・チューリッヒでプレーする川辺駿(KAWABE Hayao)だ。サンフレッチェ広島から移籍して2シーズン目、初めて開幕からプレーする今季、センターハーフとして、これまでリーグ31試合・9得点・8アシストと17ゴールに関与している。

 日本代表では4試合・1得点を記録。2021年6月15日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア予選のキルギス代表戦(〇5-1)以来、招集されずにいる。

 イングランド・プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルヴス)からの期限付き移籍中で、来季の“復帰”も見込まれている(イギリスの労働ビザ取得のためには日本代表での実績もほしい)。

 アジアカップや2026年のワールドカップ・アジア予選を想定すると、対戦相手がゴール前を固めてくる展開が増えそうである。ボランチの位置からゴールに積極的に絡んでいける川辺が、日本代表でも重宝されるのではないか。久保建英や上田綺世らとどのような相乗効果を生み出すのか。期待の膨らむ一人、ぜひ広島時代の指揮官でもある森保一監督の前で、進化を遂げてきた証を示してもらいたい!

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