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浦和復帰はある!?原口元気の動向、日本代表MF田中碧とも関係。シュツットガルトの考えは…

タイ戦でゴールを決めた日本代表の田中碧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

昨年の夏から狙っているものの総額約5億円は高額か。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトは、日本代表MF田中碧(Ao TANAKA)の獲得を目指していたものの、1月に獲得する可能性は低いという。一方、シュツットガルトに所属する原口元気(Genki HARAGUCHI)に関しては、原口サイドが冬のマーケットでの交渉を希望しているようだが……。

『スカイ』のドイツ人レポーターであるフロリアン・プレッテンベルグ氏が1月3日、自身のエックス(旧ツイッター)(アカウントは @Plettigoal)でシュツットガルトの移籍情報を発信。そこで田中と原口の動向に言及した。

 昨年の夏の移籍マーケットでも話題になった田中の移籍だが、シュツットガルトは現在も追っているという。しかし移籍金が高額なため、「この冬の移籍の可能性は低い」と見ている。シュツットガルトは「夏に続いてこのセントラルミッドフィルダーをターゲットにしている」そうだが、総額300万ユーロ(約4億7000万円)、移籍金250万ユーロ(約3億9000万円)と見込んでいる。デュッセルドルフはそれよりも高い条件を設定しているようで、これまでイングランドのクラブも獲得を検討していたとも言われる。

 そしてシュツットガルトに所属する元日本代表の原口元気は、チームで構想外の扱いとなっている。クラブは「適切なオファー」があれば話し合いに応じると言われてきた。今回、同氏も「現時点で原口の放出はないが、彼のマネジメント側は市場に打診をしている」と、この冬にも“買い手”を求めているという。

 32歳になった原口だが、ウニオン・ベルリンではボランチやセンターハーフで新境地を開拓し、プレーの幅を広げた。しかし現在はまったくと言っていいほど、チャンスを得られずにいる。

 また『ビルド』は昨年12月22日、シュツットガルトはセンターハーフの候補として、ザンクト・パウリに所属する26歳のスウェーデン人MFエリック・スミスを狙っているとも報じていた。

 原口の古巣である浦和レッズ復帰はあるのか!? また、田中あるいはスミスを獲得できるかどうかで、原口放出のクラブの“本気度”も変わってくるということでもある。あるいは原口をある程度の額で売却できれば、田中獲得のオペレーションが進む可能性も出てくる。

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 田中碧と原口元気。どちらかが動くことで、二人の新天地が一気に決まることもあり得る。

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