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【中国戦 採点】久保と伊東を高評価も3人に最低点「1」。連動性のなさ課題のまま

【MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)】伊藤純也(日本代表)

決勝点の大迫は及第点。2試合通じて気になるのは――。

[W杯 アジア最終予選] 中国 0–1 日本/2021年9月7日18:00(日本時間8日0:00)/ハリーファ国際スタジアム(カタール・ドーハ)

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:中国戦】
GK
12 権田修一 3
被シュート3本、枠内ゼロ。終盤、空中戦でしっかりセーブ。

DF
5 長友佑都 1
フリーでありながらキックミスが続き、ファイナルサードで数的優位をほとんど生かせず。負傷により交代に。

16 冨安健洋 3
ほとんど守備機会がなかったが、神経を使う90分を無失点で戦い切った。

22 吉田麻也 3
積極的に高い位置までプレスをかけて、相手に起点を作らせなかった。

3 室屋 成 1
酒井宏樹の離脱で今回先発出場。序盤クロスから相手を脅かしたものの、途中からボール逸も増えて、フリーでありながら起点になり切れなかった。

MF
7 柴崎 岳 2
常に無理せずチームが勝点3を掴むオペレーションは果たした。ただ、オマーン戦からクオリティが上がったとも言えず。

6 遠藤 航 3
惜しいスルーパスやミドルなど、守備のみならず攻撃面でもチャレンジ。

17 久保建英 4
トップ下と右MFでプレー。ボールを欲する動きが多く周囲を生かすプレーは物足りなかったが、躍動感をもたらす貴重な存在に。この日の攻撃を牽引した。ポスト直撃弾など決定的なショット2本を放ち、次こそ決めてチームを助けたい。

14 伊東純也 4(▼76分)【MAN OF THE MATCH】
右サイドを縦に抜け出し、クロスから大迫のゴールをアシスト――ビッグプレーだった。累積警告でサウジアラビア戦は出場停止に。

18 古橋亨梧 2(▼50分)
キープ力は高かったが、左サイドで孤立気味に。次第にゴールに近づきつつあったなか負傷交代に。

FW
15 大迫勇也 3
伊東のクロスにピンポイントで合わせ空手ボレーを叩き込む。しかし今回2試合通じて、武器であるポストプレーの精度が低かったのは気掛かり。

◆交代出場◆
MF
8 原口元気 1( △50分 ) 
古橋の負傷により途中出場。勝利に導く貢献はできたと言えるが、9月シリーズ2試合通じてノーインパクト。起用法の問題か、自身の問題か。

MF
9 鎌田大地 ―(△76分)
次戦サウジアラビア戦を見据えた「トップ下鎌田、右MF久保」起用。一人だけゴールへ矢印が向かっていなかったが、その意識(所属クラブでも)さえ修正できれば大丈夫!?

DF
4 佐々木翔 ―(△88分)
長友の負傷により投入。パワーで中国を食い止めた。このラストカードは大きかった。

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【PHOTO】日本代表FW大迫勇也の一挙手一投足(6枚)

[文:サカノワ編集グループ]

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