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【鹿島0-0名古屋】引き締まったスコアレスドロー。ヴァイラー監督「もう少し攻撃的な形を狙っていた」

鹿島の荒木遼太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

丸山祐市がリーグ戦でも復帰を果たす。

[J1 9節] 鹿島 0-0 名古屋/2022年4月17日15:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ9節、鹿島アントラーズ対名古屋グランパスはスコアレスの引き分けに終わった。鹿島はリーグ2試合、名古屋は公式戦3試合、それぞれ勝ち星なしに。

 名古屋では、先日のルヴァンカップで負傷による長期離脱から復帰した丸山祐市が、今季リーグ初出場を果たした。そして金崎夢生、レオ・シルバと鹿島で活躍した二人がカシマのピッチでプレー。

 しかし迎え撃った鹿島の上田綺世、鈴木優磨が組む2トップもこの日はゴールを奪えず。荒木遼太郎、土居聖真、松村優太とアタッカー陣が投入されたものの、両チームともに守備陣の健闘が光り、決定的なチャンスも限られた。

 鹿島のレネ・ヴァイラー監督は試合後のフラッシュインタビューで、次のように振り返った。

「もう少し攻撃的な形を狙っていましたが、相手が素早くスペースを消し、なかなかそこをこじ開けてチャンスメイクできませんでした。サッカーではあり得る展開で、それを受け入れるしかありません。戦略を立て直しましたものの、なかなか上手く機能しませんでした。そうした展開のなかで守備が光りました。ただそれは決して狙っていたわけではありませんでした」

 ホームでの勝利を目指し、その拮抗したバランスを崩そうとした。しかし結果的に、ある意味では、そのバランスが保たれたまま、むしろより強度を増して90分を終えた。指揮官は勝てなかったことを悔やみつつも、引き締まった展開での1ポイントを受け止めていた。

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