【浦和L】長野に劇的勝利!AT決勝弾の高橋はな「気持ちで押し込んだ」
高橋はな(7番)のAT弾で、浦和Lが長野に劇的勝利!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
一方、「失点が多く修正しなければ」。
[WEリーグ 18節] 長野 2-3 浦和L/2022年4月23日13:03/長野Uスタジアム
WEリーグ18節、AC長野パルセイロ・レディース対三菱重工浦和レッズレディースの一戦、浦和が安藤梢、菅澤優衣香、そして後半アディショナルタイムの高橋はなの劇的決勝ゴールで3-2の勝利を収めた。
決勝点を決めた高橋は試合後、次のようにゴールシーンを振り返った。
「あのシーンになる前に南選手から時間も含めて『前に行っていいよ』と言われていたので自分が前に行って、優衣香さんにボールが入った時点で来るかなと思ったので、あとは気持ちを乗せて押し込んだ感じです」
一方、DFとして失点の多さを反省点に挙げていた。
「まず勝つことができてホッとしています。チームとして、まだまだやれることはたくさんありますし、目に見えるところでは失点が多いので、そこは守備の選手としても修正していかないといけないと思います。
自分自身、毎試合ゴールを決めたいと思いながら試合に臨んでいるので、やっと決められたという気持ちです」
一方、浦和の楠瀬直木監督は次のように試合を振り返った。
「今日はスタートから仕掛け、先制点をもぎ取ろうというプランでした。安藤が素晴らしい点を取ってくれて、その展開からもうちょっと楽に行けるかなと思ったのですが、長野さんのホームの後押しもあり、取っても獲り返され、取っても獲り返される展開になりました。もう少しボールを回せるかと思ったのですが、本当にしつこくしつこくマークに来られ、そこでリズムが崩れてしまいました。
最後、なんとか高橋が取ってくれて、勝つことができました。一戦一戦相手チームはどんどん向上してくるので、ここからちょっとウチも強化して頑張っていきたいです」
そして指揮官は高橋のゴールが決まった瞬間の率直な気持ちを口にした。
「本当にホッとしています。この展開だと長野さんは結構ドラマティックな試合をされてきているので、もしかしたら、という嫌な思いもありました。引き分けかな……というところで取ってくれたのでベンチで喜んでしまいました(笑)」