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【川崎】鬼木監督「自分の力不足」。広州に勝利もACL敗退決定…J王者、早くも「1冠」失う

川崎の家長昭博。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

Jリーグに集中できるメリットはあるが――。

[ACL GS6節] 川崎 1-0 広州 /2022年4月30日16:00(日本時間18:00)/タン・スリ・ダト・ハジ・ハッサン・ユーヌス・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)6節、J1リーグ 川崎フロンターレが中国1部 広州FCに1-0の勝利を収めた。他力ではあるが1位突破の可能性を残していたが、結局GS2位で終了。今回のレギュレーションにより、各組2位の5チーム中3位に入れず、ACL敗退が決まった。ジョホール・ダルル・タクジムが1位突破を果たした。

 この日は知念慶のゴールで、1-0の勝利を収めた。

 しかし結果的に、最大のライバルである韓国の蔚山現代に1分1敗と一度も勝てなかったことが大きく響いた。ジョホールの荒れたピッチなど影響を受けたものの、勝負どころで相手を上回れず。Jリーグ連覇を果たしている最強王者として、アジア制覇を目標に掲げて臨んだ今季、しかし、より痺れる決勝トーナメントに突入する前の段階で敗退が決まってしまった。早くも「1冠」を失うこととなった。

 鬼木達監督は試合後の記者会見で、次のように悔しさを噛み締めた。

「今日は勝たなければ何も起きない状況でした。最後まで難しいゲームになりましたが、自分たちのやれることは全てやったと思います。選手もプレッシャーがあったと思いますが、そういった中で勝つことで望みをつなぎたかったです。(この結果を受けて)グループ1位を目指していたなかでの2位で、すごく残念に思っています。いろいろなレギュレーションがあるなか、1位にならないと突破は難しかった。自分の力不足を感じています」

 このあとは国内の戦いに集中できる。その点はメリットであるものの、武器が異なるチームが揃うACLではまた結果を残せず、“内弁慶”のレッテル返上は今回もできなかった。

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