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【川崎F】丸山祐市がピッチでペンを発見、主審に落とし物を届ける。ACLエリート山東泰山戦で好プレー

川崎のDF丸山祐市。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)

マルシーニョ、山本悠樹、ジェジエウ、山田新がゴールを奪い、4-0快勝! ラウンド16進出をほぼ確実にする。

[ACLエリート LS6節]川崎 4-0 山東泰山/2024年12月4日/等々力陸上競技場

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのリーグステージ(LS)6節、J1リーグの川崎フロンターレが中国超級リーグ(1部)山東泰山との一戦、マルシーニョ、山本悠樹、ジェジエウ、そして山田新のゴールで4-0の勝利を収めた。

 開始早々の3分、エリソンの右サイドの仕掛けから、こぼれた球を瀬川祐輔が拾って切り返してシュート。その跳ね返ったボールを逆サイドで詰めていたマルシーニョが冷静に合わせて、先制点をもたらした。

 すると16分、センターバックの丸山祐市がGKチョン・ソンリョンとパス交換していた際、等々力のピッチ上にペンを発見して拾う。それを主審に示すと、アデル・ハミス・アルナクビは自分が落としていたことに気付いて笛を吹き中断。丸山から受け取ると苦笑いを浮かべて感謝を伝え、そのペンを胸ポケットに差して、ドロップボールで試合を再開された。

 そのおこないの良さが影響したのだろう。41分には山本が鮮やかな直接フリーキック弾を沈めて、川崎が前半のうちにリードを2点に広げる。

 さらに後半、ジェジエウが復活の一撃、山田新が今季公式戦通算20ゴール目となるシュートを決めて、4-0の無失点勝利を収めた。

 GKチョン・ソンリョンが、大きな壁として立ちはだかってみせた。ただ山東泰山からはやる気が感じられず、無気力試合と言われてもおかしくないような内容で、危険なファウルを繰り返すだけに。川崎のほぼ一方的な展開となった。

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 川崎は4勝2敗の勝点12で4位。ラウンド16進出をほぼ確実にした。