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VAR介入の微妙な判定で菊池流帆が退場、大迫勇也のファウルで福田湧矢が負傷交代…神戸開幕から11試合勝ち星なし、G大阪は6試合ぶり勝利

神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ロティーナ監督「退場者が出て、試合がガラッと変わってしまった」。イニエスタ復帰が唯一の光明に。

[J1 12節] G大阪 2-0 神戸/2022年5月8日14:03/パナソニックスタジアム吹田

 J1リーグ12節、ガンバ大阪がヴィッセル神戸に2-0の勝利を収めた。リーグ戦では4月2日の名古屋グランパス戦以来、6試合ぶりの勝利。神戸は開幕から11試合勝ち星なしで最下位脱出ならず。

 30分、ボールロストした日本代表FW大迫勇也のファウルを受けた福田湧矢が肩を脱臼したと見られ、長い時間治療を受けたあと担架で運ばれる事態に。福田はウェリントン・シウバとの交代を余儀なくされた。

 そして34分、パトリックへのファウルで、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認。微妙な判定ではあるが、菊池流帆がDOGSO(決定機阻止)で退場処分となった。

 すると81分にコーナーキックの流れからクォン・ギョンウォン、90+1分にスクランブル投入されたウェリントン・シウバが決めて、G大阪が2-0の勝利を収めた。

 G大阪の片野坂知宏監督は試合後、「守備は非常にアグレッシブに全員でできていました。クリーンシートで終えられたことはすごく大事。攻撃面でなかなか得点できずにいたなか、今日2点取れたことは自信につながると思います。これを次に生かし、勝てるゲームができるように全員で準備したいです」と語った。

 また神戸のロティーナ監督は「次第に試合に入れていたなか、退場者が出たことで試合がガラッと変わってしまいました」と、菊池の退場劇を悔やんだ。

 神戸は後半途中からアンドレス・イニエスタがケガから復帰。ロティーナ監督も「ボールをより持てて、求めていた大きなチャンスも生まれました」と数少ない収穫に挙げていた。

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