リンセンが浦和への移籍の噂に言及「もちろん何かは起きている」。フェイエノールトで決勝ゴール！今季リーグ13点目
フェイエノールトのリンセン。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
決断は欧州カンファレンスリーグ決勝後か？
[オランダ１部 33節] ゴー・アヘッド・イーグルス 0-1 フェイエノールト ／2022年５月11日18：00（日本時間12日3:00）／デ・アデラールショルス
オランダ・エールディビジ（１部）33節、フェイエノールト・ロッテルダムがFWブライアン・リンセン（Bryan Linssen）のゴールで、ゴー・アヘッド・イーグルスに1-0の勝利を収めた。
浦和レッズへの移籍が噂されるリンセンだが、リーグ３試合ぶりにセンターフォワードで先発出場し、71分に値千金の決勝ゴールを決めてみせた。
これでフェイエの「11番」は今季リーグ33試合・13ゴール・８アシスト、公式戦通算51試合・17得点・10アシストに。31歳のストライカーは文句なしの成績を収めている。
また、フェイエノールトのニュースサイト『FR-ファン』によると、リンセンが試合後に『ESPN』のインタビューに応じて、移籍の噂に関する質問に次のように答えたという。
「もちろん、何かは起きているでしょう。今、彼らと話をしていることも確かです。実際に出るかどうか、正直なところ分かりません。全体が100パーセント明確にはなっていません」
そのようにリンセンは試合後にも関わらず、“ここでも実直に”語ってくれたそうだ。
オランダリーグでこれだけの実績を現在も記録しているストライカーが日本に来るとなれば、期待値は高まる。ただリンセンはフェイエノールトと2023年６月まで契約を残している。移籍する場合は、クラブ間の契約解除金（移籍金）が発生する。
リンセンは1990年10月８日生まれ、31歳。170センチ・64キロ。フォルトゥナ・シッタルト、MVVマーストリヒト、VVVフェンロ、ヘラクレス・アルメロ、FCフローニンゲン、SBVフィテッセ、フェイエノールトでプレー。フェンロでは日本代表の吉田麻也、元U-23日本代表のカレン・ロバートとチームメイトだった。
オランダメディア『AD』なども浦和からの打診を報じているが、リンセンはシーズンに集中し、まだ何も決定していないという。
フェイエノールトは今季開設された欧州カップ戦の第３層、UEFAカンファレンスリーグ（UECL）の決勝・ASローマ戦に勝ち進んでいる。試合は日本時間26日に行われ、“決断”を下すのはそのあとになるか!?
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