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【浦和】好調な新生・広島にどう挑む?「タフな試合になる」とリカルド監督。ユンカー&大畑歩夢、戦列復帰の可能性

浦和のキャスパー・ユンカー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「相手に多くのチャンスを与えないチーム」、加えて前線の破壊力を警戒。

[J1 13節] 浦和 – 広島/2022年5月13日19:30/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が5月12日、翌日のサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。

 2019シーズンの第2戦以来、浦和は広島に2勝3分と負けていない。ただミヒャエル・スキッベ監督の就任した新チームとの対戦は初めて。次第にスタイルが浸透し、直近では首位・鹿島アントラーズに3-0の勝利を収めるなど調子を上げている。しかも最近の浦和がやや苦手とする、縦のスプリントを織り交ぜて、前線のパワーを最大限に生かすスタイルでもある。

 リカルド監督は次のように広島の特長を分析していた。

「鹿島戦ではハッキリとした2トップの形で、3-5-2のシステムで勝利を収めました。フォワードが強力で縦のスピードもあり、ウイングバックの攻撃参加があり、2列目からの飛び出しもあります。また3バックは高さと強度を備えています。昨年の対戦に続き言えますが、タフな試合になります。相手に多くのチャンスを与えないチームだと思います」

 浦和はリーグ戦ではACLを挟み4試合連続ドロー。そしてこの広島戦のあと、ミッドウィークの横浜F・マリノス、週末の鹿島アントラーズ戦と上位チームとの埼スタでの連戦が続く。

「ホームでの3連戦、非常に大事になってきます。これまでも勝利に近づいた試合をしてきましたが、いずれも引き分けに終わりました。浦和はタイトルを懸けて戦わなければいけないチーム。ここで勝てば上位に食い込んでいけます。連続してドローが続いたのを、勝利にしたいです。別の言い方をすると、負けていないとも言えます。しっかり勝点9を掴みたいです」

 また、クラブが発信するSNSの写真ではACLでの負傷により手術を受けたキャスパー・ユンカー、大畑歩夢が練習に復帰している様子が伝えられている。彼らの起用の可能性について問われると、指揮官は次のように語った。

「すでにトレーニングできていて、起用できる状態です。あとはどのタイミングで使うかです」

 果たしてエースの広島戦でのメンバー入りはあるか。再び上昇気流に乗るためにも、反撃へのキッカケとなる3ポイントを掴みたい。

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