【鹿島】関川郁万は間に合う! ヴァイラー監督が札幌の“堅守打破”を掲げ「面白い試合になる」
鹿島のヴァイラー監督。(C)KASHIMA ANTLERS
リーグ12試合・11失点、「守備が固く、機能している」。
[J1 13節] 鹿島 – 札幌/2022年5月14日15:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が5月13日、翌日の北海道コンサドーレ札幌戦に向けて抱負を語った。指揮官は札幌について、リーグ12試合・11失点と「守備が固く機能している」と印象を語った。1点を巡る攻防になりそうだが、一方でひょっとすると大きくスコアが動くかもしれず、「面白い試合になると思います」と展望した。
直近のサンフレッチェ広島戦は0-3で完敗を喫した。そのゲームについて問われたヴァイラー監督は、「もう過ぎたことです。私は常に前を向く、次のことを考える性格。確かに自分たちの目指すもの、表現しようとするものが上手くできていなかったのは非常に残念でした。ただサッカーは勝敗がつくもので、やむを得ない部分はつきもの。この1週間、いい準備ができました。またタフな試合になります」と、札幌戦の勝利のみに焦点をあてる。
また、広島戦で負傷したCB関川郁万が、これまでのトレーニングでも頭部に包帯を巻いてプレーを続けてきた。果たして札幌戦の出場は大丈夫か!? その質問に指揮官は「当然プレーしてもらいます。あくまでも予防やケアのために巻いているので、基本的にはプレーできる状況です」と、起用を予告した。
また、ペトロヴィッチ監督は時に5トップになる攻撃的なスタイルを掲げるものの、今季はむしろ守備の安定が光ると見ている。札幌の戦いぶり、その印象について、ヴァイラー監督は次のように語った。
「データ的にも素晴らしい数字を残しています。(リーグ12試合・11失点と)守備が固く、機能しているチームだと思います。まだJリーグに来て2か月で全体像を把握しているとは言えませんが、全体的に力の差は拮抗していると感じています。今回その相手からどのように得点するのかが一つのチャレンジ。同時にクリーンシートを目指します。面白い試合になると思います。1点の攻防になるかもしれませんが、そうなるとも限りません。あくまでも勝負。そのような(無失点での)勝利を目指しながら、しっかり勝点を積み上げたいです」
理想はクリーンシートでの勝利。ただし相手のいる勝負事であり、最終的には「勝点3」を掴むことが最重要なミッションになる。広島とはまた異なる3バックのシステムを採用する7位の札幌に、首位に立つ鹿島がホームで挑む。
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