「すでに契約は交わされた」守田英正スポルティング移籍“合意”、サンタクララ会長が明言。来季CL出場のチャンス
守田英正。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「モリタはチャンピオンズリーグでプレーしたいという夢を常に持っていた」
ポルトガル1部CDサンタ・クララの日本代表MF守田英正が2022-23シーズン、同リーグ名門のスポルティングCPに完全移籍することで合意に至ったようだ。サンタ・クララのリカルド・パチェコ会長が5月27日、ポルトガル『TSFラジオ』の取材で明言した。
「すでに契約は交わされました」
サンタ・クララのパチェコ会長はそのように語り、守田のスポルティングCPへの移籍が認められたという。これまでも守田のスポルティング移籍は事実上、確実視されていたなかで、今回、ついにクラブ会長が事実だと語ったそうだ。
パチェコ会長は守田の意向に耳を傾けてきたという。
「彼はチャンピオンズリーグでプレーするという大きな夢を常に持っていて、スポルティングに向かいたいと希望していました。スポルティングもずっと守田に対して興味を示してきました」
「他クラブと同じように、私たちが財政的な信頼を得るためにも、資産(選手)を売却する必要がある場合はあります。そうせざるを得ない状況もあるわけです」
また、サンタ・クララがその保有権の一部を持つことになるそうだ。同メディアは移籍金は380万ユーロ(約5億1000万円)になるということで、守田がさらにステップアップした場合、新たに発生した移籍金の一部を受け取れる。
あとは発表を待つだけか!? また日本代表の6月シリーズに向けた活動も間もなく、5月30日にスタートする。そのあたりまでに、何かしらのアナウンスがあるかもしれない。
スポルティングは27勝4分3敗の勝点85でリーグ2位に入り、来季のUEFA欧州チャンピオンズリーグのグループステージからの出場権を掴んでいる。もしも移籍が実現すれば、守田が目標としていたCL出場のチャンスを得られる。
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