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【日本代表】ひと言寸評。堂安律が一つ突き抜けた“大人”のパフォーマンス、レフティDF伊藤洋輝も大きな一歩。キリンC杯・パラグアイ戦、4-1勝利

パラグアイ戦で先発した日本代表の堂安律(左)。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

三笘薫は先発でも計算が立つことを証明。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 4-1 パラグアイ代表/2022年6月2日/札幌ドーム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が前半に浅野拓磨、鎌田大地、そして後半に三笘薫、田中碧のゴールで、パラグアイ代表に4-1の勝利を収めた。

 日本代表のひと言寸評をまとめた。

▼先発メンバー
GK 23 シュミット・ダニエル(STVV)
前半2本、ビッグセーブ。スケールの大きなプレーを見せた。

DF 2 山根視来(川崎フロンターレ)
堂安のPKショットのこぼれ球に反応したが枠を越えてしまう。とはいえ、あそこに完璧に飛び込んだことこそ評価したい。伊東純也との連係も見てみたい。

DF 22 吉田麻也(サンプドリア)(▼HT)
高さとパワーが効き、ゴール前で重い門となった。

DF 3 谷口彰悟(川崎フロンターレ)
このパラグアイのレベルと台頭以上に戦えたのは大きな収穫に。

DF 26 伊藤洋輝(シュツットガルト)
左SBで先発し、ロングフィードで先制点の起点に。インナーラップで見せたスピードも好印象を与えた。後半のCBではやや大味なプレーも。そのミスを含め、大きく価値ある一歩を踏み出すデビュー戦に。

MF 6 遠藤航(シュツットガルト)(▼HT)
完全にファウルで止めらそうになりながら突き進んだ中央突破は圧巻だった。

MF 8 原口元気(ウニオン・ベルリン)(▼62分)
一瞬でタイミングを外してギャップを作り出し、浅野へのスルーパスで先制点をアシスト。

MF 9 鎌田大地(フランクフルト)
ボールの収めどころとして機能。「珍しいヘディングでのゴール」で日本に2点目をもたらす。

MF 15 三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)(▼83分)
再三にわたり左サイドを凌駕。先発でも計算が立つことを証明した一戦に。

MF 21 堂安律(PSV)(▼71分)
1年前の東京五輪時のような「我」がいい意味で抜けて、周囲を生かしつつ自らも生きる“大人”なスタイルで、チームを勝利へ導いた。一つ突き抜けたパフォーマンスを見せた。PK失敗の借りは次回(W杯本番?)で返せばいい。

FW 18 浅野拓磨(ボーフム)(▼HT)
W杯本番を見据え、対戦相手の最終ラインの戦い方によっては、そのスピードは選択肢になり得る。彼自身、チームにとっても自信をもたらす1ゴール。

▼交代メンバー
MF 4 板倉滉(シャルケ)(△HT)
後半からアンカーに入り、ボールを丁寧に散らした。リードした展開だったこともあるが、状況に応じて、もう一つ前へパスをつけたかったか。

DF 20 中山雄太(ズウォレ)(△HT)
途中出場の難しさはあったとはいえ、やや劣勢を強いられプレーの精度も欠いた。

FW 24 前田大然(セルティック)(△HT)
持ち味を生かして二度の決定機を作ったが……。ゴールへの人一倍の意欲が感じられ、結果が欲しかった。

MF 17 田中碧(デュッセルドルフ)(△62分)
トドメの4点目でアピール弾!

MF 11 久保建英(マジョルカ)(△71分)
センスを感じさせるプレーを幾度となく見せた。しかし国際Aマッチ初ゴールはまたもお預け。自らの間合いも大切にしつつ、周囲の選手たちのリズムにも合わせたい。

FW 19 古橋亨梧(セルティック)(△83分)
前田とのセルティックコンビで見せ場を作り出した。ブラジル戦では先発も!?

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