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【日本代表】アーセナル冨安健洋がチュニジア戦出場へ意欲「練習に入って問題なく、あと2日、しっかり準備するだけ」

チュニジア戦へ意欲を示した日本代表の冨安健洋。取材協力:日本サッカー協会/(C)SAKANOWA

「ケガをする箇所が変わった意味では、体の使い方がいい方向に変わってきたのかなとポジティブに捉えています」

[キリンカップ決勝] 日本代表 – チュニジア代表/2022年6月14日18:55/パナソニックスタジアム吹田

 サッカー日本代表の冨安健洋(アーセナルFC)が6月12日、オンラインによる取材に応じて、現在のコンディションについて語るとともに、14日のチュニジア代表戦出場に向けて意欲を示した。

 イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに加入した今季は右サイドバックの主力の座を掴んで活躍。しかしケガも繰り返してシーズン終盤は離脱したままシーズンを終えた。そうしたなか今回、日本代表キャンプに参加。その意図や状態について、23歳のディフェンダーは次のように語った。

「1月、3月と日本代表の活動に参加できていなかったので、みんなと一緒に時間を過ごし、あとはミーティングに加わったり、監督やスタッフとコミュニケーションをとったりしたのが、最後まで離脱しなかった理由の一つです。カタール・ワールドカップは11月開幕で、事前キャンプには長い期間が取れないので、今回、直前キャンプよりも長い時間を取れるということで、離脱せずにいさせてもらった感じです」

「今回万全の状態で帰ってこられたわけではありませんが、この場に本当に帰ってきたかったです。みんなと充実した時間を過ごせています」

 また、ケガと現在のコンディションについて、次のように説明する。

「1月と2月はふくらはぎで、今回はハムストリングス。ふくらはぎは本当に苦しみましたし、何をしたらいいか分からない状況で、かなりしんどかったです。そこから試行錯誤し、今回はハムストリングスですが、ケガをする箇所が変わった意味では、体の使い方がいい方向に変わってきたのかなとポジティブに捉えています」

 そして、この代表での全体練習にも合流した。チュニジア戦への出場の可能性を問われた冨安は次のように語った。

「もちろん森保さんの判断ですし、僕は昨日練習に入って問題なく、あと2日、しっかりトレーニングして準備するだけです」

 そのように復帰と出場への意欲を示した。

「ワールドカップではドイツ、スペインと同じ組です。今やっている相手やアジアの相手よりも数段レベルが上がるので、普段プレミアリーグでやっている経験値をチームに還元できればと思います」

 新シーズンとカタールW杯へつなげるために。冨安が復帰への一歩を、大阪の地パナスタで踏み出すのか――注目が集まる。

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