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【名古屋1-1鹿島】ヴァイラー監督「出合い頭の失点」。サッカーでは起こり得ると冷静に受け止める

名古屋の長谷川健太監督(左)、鹿島のヴァイラー監督(右)。(C)SAKANOWA

長谷川健太監督「同じようなシーンを2回続けてしまったのは反省点」

[J1 18節] 名古屋 1-1 鹿島/2022年6月26日18:00/豊田スタジアム

 J1リーグ18節、名古屋グランパス対鹿島アントラーズは仲間隼斗の加入後初ゴールとマテウスのPKにより1-1で引き分けた。

 鹿島のレネ・ヴァイラー監督は試合後の記者会見で、ハンドで与えたPKからの失点について“出合い頭”と受け止め、その後も決定機を作り出すものの決めきれなかったが、こうした試合も長いシーズンの中ではあり得ると冷静に受け止めた。

「ゲームを完璧に支配するのは難しいと思いますし、力の差が圧倒的にあればできますが、若いチームであり、そのようなチームに今なろうとしているところです。キツイ試合にはなると思っていました。PKは危険ではない状況で取られてしまい、そのあと厳しい展開になってしまいました」

 また、後半の選手交代後はあまり機能しなかったのでは? という指摘を受けると、指揮官は「私はそう思っていません。苦しい時間帯が続きましたが、フレッシュな選手が投入されたことでチャンスを作れたと思っています」と語った。

 そして失点について。ヴァイラー監督は「(クロスがディエゴ・ピトゥカの下げていた腕にボールが当たった)出会い頭で食らってしまった形で、サッカーでは起こりうる現象だと思っています。ただ、そこから立て直してできていたと思います」と冷静に受け止めていた。

 同点に追いつかれたあとも、ポストを2回叩くなど、攻撃のスタンスは貫かれていた。チームのやるべきことはできていた――だからこそ、この1ポイントを次に生かしたいということであった。

 一方、長谷川健太監督は次のように語った。

「熱い戦いをしてくれました。まず先制点には気を付けて、鹿島の前線のストロングを生かしてくる、そのセカンドボールへの対応のところで、しかしカイキへのチャレンジができていなかった。1失点目は取り消されましたが、同じようなシーンを2回続けてしまったのは反省点です。

 後半は修正し、強く行くところとカバーに行くところは、しっかりできていて、ボールを運んで崩すことでPKを得られて、その後も決定機を作ることができました。次の試合での勝点3につなげたいです」

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