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久保建英、新天地は7/8まで決定希望。レアル・マドリードの始動日…ソシエダとはまだ合意に至らず

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「クボはそれまでに自分の将来について解決しておきたいと考えている」

 スペイン1部レアル・マドリードが保有権を持つ昨季RCDマジョルカでプレーした日本代表MF久保建英は2022-23シーズン、果たしてどこでプレーするのか。レアル・ソシエダが獲得を希望していると伝えられているが、『ベルナベウ・デジタル』は6月30日、まだレアル・マドリードとは合意に至っておらず、話し合いは平行線のままだと報じた。

 レアル・マドリードは1シーズンのレンタルあるいは買い取りオプション付きであれば交渉に応じる姿勢だが、レアル・ソシエダは完全移籍での獲得を含め希望しているという。そうしたなか、久保サイドはできるだけ早期に、新シーズンにプレーするクラブを決めたい意向だ。

 いずれにせよ、マドリードの非EU圏の外国籍選手枠が埋まっているため、ヴィニシウスのスペイン国籍取得の報が届かない限り、久保がカルロ・アンチェロッティ監督のチームに入る余地はない。そのため久保サイドはできるだけ早く、新シーズンにプレーするチームを決めたいと考えている。

 同メディアは、7月8日がレアル・マドリードの始動日で、このままであれば久保も合流しなければいけない。ただ「クボはそれまでに自分の将来について解決しておきたいと考えている」ということだ。

 また、ソシエダもカップ戦とのハードスケジュールを考慮し、久保をダビド・シルバやミケル・メリーノらとローテーションさせるための要員と捉え、そこからレギュラー争いに加わってほしいという意向のようでもある。果たして、それが久保の求める環境なのか。他の選択肢はないのか。スペイン国外も選択肢に入っていると言われてきたが――。そのあたりも気になるところだ。 

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