【浦和2-2京都】モーベルグがPK1本失敗も2ゴール。試合後は両チームの選手に大きな拍手が送られる
浦和のダヴィド・モーベルグ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
関根貴大、左SB起用の“秘策”も!武富孝介が古巣弾。
[J1 20節] 浦和 2-2 京都/2022年7月5日19:30/埼玉スタジアム
J1リーグ20節の浦和レッズ対京都サンガF.C.戦、浦和がダヴィド・モーベルグの2ゴール、一方、京都は武富孝介と山田楓喜の得点により、2-2で引き分けた。浦和はリーグ2試合連続ドロー。京都は連勝ならず。
浦和は左サイドバックに関根貴大が先発する“秘策”で挑んだ。すると10分、セットプレーから岩波拓也の顔に手がかかったとして、幸先よくPKを獲得。これをモーベルグが決める。しかし、そのあとの2本目のPKを得たが、モーベルグのショットはGK上福元直人に止められてしまう。
すると後半、コーナーキックから武富、さらに相手連係ミスから山田が決めて、京都が2-1と逆転に成功する。
それでも56分、微妙な判定で浦和がセットプレーを得ると、素早いリスタートからモーベルグがカットインから左足を振り抜いてこの日2点目! 再び試合を振り出しに戻す。
試合終盤には松尾佑介のショットがクロスバーを叩くなど、ホームチームはチャンスを作ったが決め切れず。結局2-2で引き分けた。
試合後にはセンターラインから浦和サポーターにあいさつする京都の選手たちに、また場内一周する浦和の選手たちに、スタジアム全体から大きな拍手が送られていた。
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