【ACL】飯野七聖、佐々木大樹、小田裕太郎ゴール! 神戸が横浜FMに3-2勝利でベスト8。日本代表FW西村拓真にも一発
神戸の飯野が先制!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
別カードでは全北現代が勝ち上がる。
[ACL ラウンド16] 神戸 3–2 横浜FM/2022年8月18日20:00/埼玉スタジアム
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、ヴィッセル神戸が飯野七聖、佐々木大樹、小田裕太郎のゴールで、横浜F・マリノスとの“日本勢対決”で3-2の勝利を収め、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。
神戸はアンドレス・イニエスタをベンチで温存。一方、日本代表FW大迫勇也、新加入のマテウス・トゥーレル、飯野らが先発。対する横浜FMはエウベル、レオ・セアラ、仲川輝人、先日の東アジアE-1選手権で日本代表に選出された西村拓真を前線に並べる。
すると神戸はJ1リーグ首位に立つ横浜FMの背後のスペースを大迫が突いて注意を引き、そのギャップを飯野らが巧みに狙う。そして7分、高い位置のプレスから汰木康也がボール奪取。そのスルーパスを受けた飯野がループで先制に成功する。
しかし直後の9分、横浜FMは右サイドを完全に攻略し、仲川のクロスを西村がダイビングヘッドで合わせて、すぐ1-1に追い付く。
ただ、横浜FMはバランスが悪く、守備やビルドアップが上手く噛み合わない。なかなかリズムに乗れずにいると、31分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入を経て、主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認。實藤友紀のハンドのファウルにより、PK(イエローカードも)を宣告する。このキックを佐々木が決めて、神戸が2-1と再び勝ち越した。
後半には80分に小田、89分にアンデルソン・ロペスが決めて、神戸が3-2で逃げ切った。
神戸はベスト4進出を果たした2020年大会以来の8強進出。対戦相手は20日のオープンドローで決まる。
この日もう一つのカードとなった“韓国勢対決”は、延長120分間の死闘の末、120+1分のキム・ジンギュのゴールで全北現代モータースが大邱FCに2-1で競り勝っている。