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横浜FM、ACL再び16強敗退。喜田拓也「何回打ちのめされても、立ち上がりたい。ACLの借りはACLでしか返せない」。神戸に2-3…J1リーグ首位チーム散る

PK判定に対し主審に説明を求める横浜FMの喜田拓也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「ACLに懸けていたので、すぐ切り替えることは難しいです」

[ACL ラウンド16] 神戸 3–2 横浜FM/2022年8月18日20:00/埼玉スタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)、現在J1リーグ首位に立つ横浜F・マリノスだが、ヴィッセル神戸との日本勢対決に2-3で敗れ、クラブ初のベスト8進出を逃した。

 Jリーグで圧倒的な強さを見せる横浜FMだが、神戸の高い位置からのプレスに苦しみ、時間帯によってはなかなか迫力を生み出せず。シュート19本(神戸18本)を放ち、10分に西村拓真、90分にアンデルソン・ロペスが決めたものの、1点差で落とした。2020年大会に続き、ベスト16で姿を消すことになった。

 ボランチで先発出場した喜田拓也は試合後のフラッシュインタビューで、次のように悔しさを噛み締めた。

「ACLに懸けていたので、すぐ切り替えることは難しいです。チーム全員でここに懸けて準備してきたので、力が足りなかったということで、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。何かここで多くをしゃべることはできません……。

 自分たちの力が足りなかったことから逃げず、正面から受け止めるしかありません。何回打ちのめされても、立ち上がりたい。ACLの借りはACLでしか返せません。どうにかまた立ち上がって、自分たちの力でこの舞台に戻ってきたいと思います」

 そのようにこの日も中盤で激しいバトルを繰り広げたF・マリノスのキャプテンは、アジア制覇を逃した悔しさを受け止め、何とかして前を向こうとしていた。

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