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メディカルチェックで問題発覚も…パリSGディナ・エビンベをフランクフルトが獲得へ。鎌田大地のライバル、それとも後継者!?

ジャパンツアーの浦和戦に出場したパリSGのディナ・エビンベ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

21歳のセンターハーフ、1年間のローン+買い取りオプション付き。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが、フランス1部パリ・サンジェルマンのU-21フランス代表MFエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベ(Eric Junior Dina=Ebimbe)を獲得する。1年間のローンで、650万ユーロ(約8億9000万円)での買取オプションが付帯される。『スカイ』『ビルド』が8月21日に報じた。

 ディナ・エビンベは、すでにフランクフルト入りしてメディカルチェックを実施。そこで左ヒザの裏に問題があることが発覚した。しかし医師は重大ではないと判断、この移籍には影響がないということだ。

 フランスとカメルーンの国籍も保有し、パリSGのアカデミーから育て上げられてきたタレントは、昨季フランス1部リーグ10試合、UEFA欧州チャンピオンズリーグ1試合など、公式戦計14試合に出場。先日のジャパンツアーでも来日していたが、今シーズンはより出場機会を求めていた。

 フランクフルトはこの夏のマーケット、フィリップ・コスティッチのユベントスFCへの移籍に続き、ジブリル・ソウもノッティンガム・フォレストFCから関心を寄せられていると言われる。また若手のイェンス・ペッター・ハウゲはKAAヘントにレンタルされた。

 同ポジションでは、鎌田大地にも常に移籍の噂があり、いずれはチームを離れる可能性が高い。そしてPSVアイントホーフェンから加わった元ドイツ代表マリオ・ゲッツェだが、テクニックは今なお光るものの強度不足を指摘する声も多い。そうした様々な状況を総合的に鑑みて、ディナ・エビンベの獲得に至ったことが分かる。

 鎌田とピッチ上でどのような関係性を築いていくのかも注目点になる。

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