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鎌田大地が鬼FK弾!清武弘嗣以来、日本人二人目の“大仕事”。しかしフランクフルトはケルンとドロー

ケルン戦でゴールを決めたフランクフルトの鎌田大地。(Photo by Alex Grimm/Getty Images)

どちらも“間違いではない”ケルンのVAR判定は、「ゴール」に。

[ブンデス1部 3節] フランクフルト 1-1 ケルン /2022年8月21日15:30(日本時間22:30)/ドイチェバンク・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部3節、アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が1FCケルン戦、直接フリーキックでリーグ2試合連続ゴールを決めた。しかし直後に追い付かれ、試合は1-1で引き分けた。フランクフルトは開幕から2分1敗で勝ち星なし。

 まさに渾身の一撃だった。体調不良により今週1日トレーニングを休んだと報じられた鎌田は、ベンチスタートに。直近のヘルタ・ベルリン戦(△1-1)で今季リーグ初先発の起用に応えゴールを決めていたが、ここで再びベンチスタートに。

 スコアレスで迎えた飲水タイム明けの69分、イェスパー・リンドストロムと代わってピッチに立つ。するとすぐさま左サイドをドリブルで持ち込んで、ファウルによりFKを獲得。これを自ら右足で蹴ったショットが相手DFの頭をかすめて、ゴールネットを揺らした。これが日本人選手では、ハノーファー96の清武弘嗣(現・セレッソ大阪)以来となる、ブンデスリーガでの直接FK弾となった。

 しかし、そこから選手交代が目まぐるしく行われていくと、一進一退の攻防となる。すると82分、ヤン・ティールマンのミドルが突き刺さる。ケルンの選手がオフサイドポジションにいてGKケヴィン・トラップの視界を遮ったのではないかと、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)との交信に5分間と長い時間を費やし、OFR(オン・フィールド・レビュー)まで行われた。しかし主審は「ノーオフサイド」でゴールを支持。どちらの判定も“間違いではない”という状況で、同点となった。

 7分間のアディショナルタイムも得点ならず……。フランクフルトは2分1敗と初勝利ならず。ケルンは1勝2分。

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