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上田綺世がベルギー初ゴール!日本時間では24歳誕生日“祝砲”に

上田綺世。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

セルクル・ブルージュ、これまでと見違えるサッカーでズルテ・ワレヘムと1-1ドロー。

[ベルギー1部 6節] セルクル・ブルージュ 1-1 ズルテ・ワレヘム/2022年8月27日18:15(日本時間28日1:15)/ヤン・ブレイデルスタディオン

 ベルギー1部リーグ、セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世がホームでのズルテ・ワレヘム戦、センターフォワードとして2試合連続で先発出場し、待望のベルギー初ゴールを決めた。試合はそのあと追い付かれ1-1で引き分けた。

 現地時間では23歳ラストデー、一方、日本時間では24歳の誕生日という、移籍後最初に迎える、ある意味、記念すべきゲームに。直近の試合の後半途中から採用されたケヴィン・デンケイとの2トップでスタートから臨み、開始5分、上田のジャンプヘッドがポストを直撃。続けて上田のパスから再びポストを叩く決定機が生まれるなど、ホームチームが攻勢に立つ。

 その2トップから始まる前からのプレッシングがハマり、今季これまでのチームとは見違えるほどアグレッシブなサッカーを展開していく。そして11分、スローインからデンケイの落としを、上田がしっかり合わせてゴールネットを揺らす。チームメイトからも熱い祝福を受け、溶け込んできていることを印象付けた。そのあと16分に同点とされてしまったが、セルクル・ブルージュはそこからも攻め続ける。

 後半にも上田はカウンターからの決定的なシュート、振り向きざまの強烈なショットを放つなど躍動。しかし2点目を奪えず、85分に交代した。シュート数は23本対8本とセルクル・ブルージュが大きく上回ったが、そのまま1-1のスコアで引き分けた。

 これまで孤立しがちだった上田だが、周囲からシンプルにパスが入る機会も増加。試合内容も改善され、大きな意味と価値あるベルギーでのファーストゴールになった。

 セルクル・ブルージュはリーグ1勝2分3敗。上田は6試合・1得点。

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