磐田コーチ退任、ゴン中山雅史が苦悩「指導者の道が本当に自分に合っているかも含め、次のステージにチャレンジ」
中山雅史氏。(C)SAKANOWA
来季の監督就任は“なし”に――。
来季のJ2降格が決まったジュビロ磐田は11月13日、中山雅史コーチが2022シーズンをもって契約満了により退任すると発表した。中山氏は指導者を続けるかどうかを含め、今後について検討する意向を示している。
中山氏は、アスルクラロ沼津で選手とU18コーチを務めていたが、2021年、磐田のトップチームコーチとして復帰。伊藤彰元監督、渋谷洋樹前監督と退任したなか、2023シーズン、クラブOBであるゴン中山氏のもとクラブ再建を望む声も少なからずあった。
しかし、現場を支えてきたコーチという立場の責任を痛感し、元日本代表ストライカーは退任を決断した。
中山氏は磐田を通じて、次のようにコメントしている。
「2022シーズンをもって、ジュビロ磐田を退団することを決めました。今シーズンは、J1残留を目指してチーム一丸で戦ってきました。 しかしながら結果が伴わず、日々応援していただいている、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、関係者の皆様のご期待に沿えず、その責任を強く感じております。
この2年コーチとして監督をサポートしてきたつもりですが、まだまだ自分自身が未熟で足りないことが多すぎで、指導者の難しさを痛感しました。力がないのであれば、力を付けるために挑戦と努力をし続けなければならないと思っております。
この悔しい思いを忘れずに、また、指導者の道が本当に自分に合っているかも含めて、次のステージにチャレンジしようと思います。今後とも、ジュビロ磐田を応援してください。ありがとうございました」
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