【カタールW杯】日本代表に敗れたドイツ司令塔が衝撃発言「ボールをもらいたがっていなかった」

「しっかりつないでゲームを作る信念を少し欠き、後半はロングボールに頼りすぎてしまった」

[カタールW杯 E組 第1戦] ドイツ代表 1–2 日本代表／2022年11月23日16:00（日本時間22:00）／ハリーファ国際スタジアム

　カタール・ワールドカップ（W杯）グループＥの第１戦、日本代表が途中出場の堂安律と浅野拓磨のゴールで、ドイツ代表に2-1の逆転勝利を収めた。日本は27日にグループステージ第２戦、日本時間19時（現地13:00）からコスタリカ代表と対戦する。

　敗れたドイツ代表は、前半シュート13本対１本と圧倒しながら２点目を奪えず。後半修正と選手交代で巻き返した日本に、次善策を示せず２失点を喫した。

　とりわけ中盤でボールの収めどころとなっていたトーマス・ミュラー、イルカイ・ギュンドアンを同時に下げた采配が一つ疑問視されている。そうしたなかで、ギュンドアンは試合直後、『ARD』の取材で次のように語った。

「彼らに簡単にやらせてしまった。特に２失点目なんて、ワールドカップでこれほど簡単な失点があっただろうか。あれは絶対にあってはならないこと。ただ、これがワールドカップ。ゲームをほとんど支配していたと思う。後半マヌ（ノイアー：編集部注）に助けられ、前線では何度か信じられないチャンスがありながら２点目を決められなかった」

　また、マンチェスター・シティでプレーする司令塔の「ボールをほしがっていなかった」と語り、波紋を広げている。

「僕たちは後ろからしっかりつないでゲームを作る信念を少し欠いていた。後半は、ロングボールに頼りすぎてしまった。ショートパスでは簡単に負けてしまった。それに、誰もが何が何でもボールを欲しがっているというわけではないと感じられた。ボールをあまりに簡単に失うことが多すぎた」

　そのようにチーム内で“臆病”になっている選手がいたと振り返っている。

　ドイツ代表は現地27日、コスタリカに１本もシュートを打たせず7-0で勝利したスペイン代表と対戦する。

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