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【スペイン代表】コケが語る日本代表の印象「後ろにたくさん選手がいて、そこから…」。W杯決勝T進出を懸けて、日本時間12/2早朝対戦

ワールドカップ(C)FIFA/FIFA via Getty images

「久保ことは、誰もが知っています」

[カタールW杯 E組 第3戦] 日本代表 – スペイン代表 /2022年12月1日22:00(日本時間2日4:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第3戦、日本代表は12月1日(日本時間2日午前4時から)スペイン代表と対戦する。FIFAランキングはスペイン7位、日本24位。

『引き分け』以上で自力の決勝トーナメント進出を決められるスペイン代表のコケ(KOKE , アトレチコ・マドリード)が11月29日に公式記者会見に臨み、日本の印象などについて語った。

 30歳のミッドフィルダーは今大会2試合連続で途中出場している。日本代表戦では2試合連続で先発しているセルヒオ・ブスケツの欠場が濃厚で、コケが先発する可能性が高まっている。

「(チームでの日本の分析は?)攻め方、守り方のキーポイントについてはこれからです。ただ、私たちにはゲームのコンセプトがあります。試合ごとにニュアンスは変えても、そのコンセプトに沿ってゲームを進めていきます。大切な時に一気に攻め、時にしっかり間合いを保つ。そうできるのが私たちの強みの一つです」

「(日本代表選手の印象は?)ドイツ戦を見ましたが、とてもよくハードワークし、組織化されています。後方にたくさん人がいて、そこからエネルギッシュに前へ出て来ます。ドイツとスペインは似て者同士と言えるゲームになりましたが、異なってくるでしょう。久保(建英)のことは、誰もが知っています。自分たちのアイデアを最大限生かすために、全力を尽くしてくる。それが強みのチームだと理解しています」

 また、得失点差をプラス7にしているスペインは準々決勝でのブラジル戦を回避するため、わざと負けて、2位を狙うのではないか――。そんな“噂”について、真っ向から否定した。

「私たちの戦略は、次、日本戦に勝つことだけです。常にそうしてきました。もちろん突破するための計算は必要です。ただ、勝ちに行くことが、相手への尊重です。

 私はまだ成長できていると感じています。日本代表戦では力になりたい。みんなのためにプレーしたいと思っています。ここにいるチームメイト全員と同じように、私もできる限りチームの勝利に協力したいです」

「(1位突破だと、準々決勝でブラジルと対戦する可能性が高いが?)誰も恐れていません。私たちは、全チームに最大限の敬意を払っています。まず日本に勝つこと。準々決勝のことまで考えていません。勝って、次に誰が来るかを見ます。もし準々決勝のブラジル戦へ運良く行けたら、最高の形で臨むだけです。全ての試合に勝つだけです」

 しかも“1、2点差負け”を狙っても、一気に3位に転落する可能性もあるのだ。スペインが狙っているのは優勝。いずれ強国と戦い続ける。むしろ、ブラジルと対戦できるのは前向きなことだと受け止める。何よりもまずコケは日本戦を心待ちにしている。

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