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強気5トップ! 岡山学芸館が佐野日大に4-0快勝│高校サッカー選手権

岡山学芸館の選手たち。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

基本布陣4-2-3-1から守備時に変化させて――。

[全国高校サッカー選手権 準々決勝] 岡山学芸館 4-0 佐野日大/2023年1月4日12:05/等々力陸上競技場

 全国高校サッカー選手権準々決勝、岡山学芸館(岡山)が佐野日大(栃木)に4-0の快勝を収め、初のベスト4進出を果たした。準決勝は1月7日の国立競技場、このあと同会場で行われる第2試合・青森山田(青森)対神村学園(鹿児島)の勝者と対戦する。

 岡山学芸は基本布陣4-2-3-1でスタート。相手の時々5バック的になる布陣に対し、臨機応変に4トップ、さらに5トップ気味に守備でハメていき、より相手を敵陣に押し込んで、優勢に試合を進める。

 テクニックと連係で上回る岡山学芸館は、佐野日大の中盤4枚のブロックを一気に外して前線を活用。チャンスを作り出していく。

 すると12分に田口裕真、53分に今井拓人、72分に木下瑠己といずれもファイゴール! さらに試合終了間際のラストプレーでは田邉望がPKを決めて、4-0の勝利を収めた。

 試合後のフラッシュインタビューで、岡山学芸館の高原良明監督は「一戦、一戦、目の前の戦いに集中するだけです。次の戦いに向けてチーム一丸となって戦いたいです」と語った。先制点を決めた田口は「前にスペースがあったのでワンタッチで上手くコントロールできて、そこで振り抜こうと思いました。練習の成果が出ました。岡山から送り届けてくれたお母さん、寮のみんなに感謝したいです」と語った。

 準決勝の国立競技場、岡山学芸館がついに国立のピッチに立つ。

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