【横浜FM】“優勝請負人”天野純が全北現代へ再レンタル。決断の理由とは!?「もう一段階厳しい環境に身を置き、さらに熾烈な競争を勝ち抜く」
天野純。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
昨季は蔚山現代でリーグ制覇、3ポイント差で2位に終わった“ライバル”へ加入。将来のマリノス復帰も誓う。
J1リーグの横浜F・マリノスは1月5日、昨年末まで蔚山現代FCでプレーしていた元日本代表MF天野純(AMANO Jun)が全北現代モータースに再び期限付き移籍することが正式に決定したと発表した。移籍期間は2023年12月31日まで。
天野は横浜FMを通じて、次のように決断の理由を伝えている。
「マリノスファン・サポーターの皆様へ
昨シーズン、Kリーグでタイトル(※リーグ優勝)こそ獲りましたが、まだ自分自身のパフォーマンスに納得できませんでした。もっとできたし、まだまだやるべきことがあるのではないかと。もう一段階厳しい環境に身を置き、さらに熾烈な競争を勝ち抜くことが、自分が理想とする姿に到達できるのではないかと思い決断しました。
すべての経験をいつかF・マリノスに還元できるように、もう1年、韓国での挑戦を続けます」
天野は2022シーズン、K1リーグ28試合・8得点・1アシスト、ファイナルステージ2試合・1得点と活躍した。
全北現代は昨シーズン勝点73と3ポイント差で、蔚山現代に次いで2位でフィニッシュ。ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)でも、東地区代表を決定する準決勝で浦和レッズに敗れている。
横浜FMでもリーグ制覇に貢献してきた。まさに“優勝請負人”となって、31歳のレフティが2シーズン連続で韓国の強豪の一員として戦う。ACLでの、横浜FMをはじめJリーグ勢との対戦も楽しみだ。