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オランダ練習参加の本田圭佑「目標は東京五輪。フィテッセに感謝したい」

本田圭佑のフィテッセでの練習参加を伝える『テレグラーフ』紙。

オランダ紙が「クラブとの契約含め、あらゆるオプションをオープンに」。

 フリートランスファー(無所属)となっていた元日本代表MF本田圭佑が10月31日、オランダ1部のフィテッセのトレーニングに参加した。その練習後に応じた取材の様子を、オランダ最大部数を誇る『テレグラーフ』紙のWEB版が伝えている。本田は「目標は東京折ピック。この機会をくれたフィテッセに感謝したい」など、クラブへの謝意を表している。

 本田は改めて2020年の東京オリンピックで、五輪日本代表でのオーバーエイジ選出に向けた意欲を示した。

「私の目標は来夏に行われる東京オリンピックでともに戦うことです。5か月間、個別にトレーニングをしてきましたが、チームで再びトレーニングをさせてもらい、フィテッセに感謝しています」

 また、この練習参加について、「私にとって重要なのは、よりフィットさせていくことで、リズムを取り戻していきたいです」「モー(モハメド・アラハ・テクニカルディレクター)とレオ(レオニード・スルツキ監督)に感謝しています」とも語っている。

 記事では「33歳の本田圭佑が木曜日の朝、フィテッセの練習に初めて参加しました。日本人選手はサッカー選手としてのキャリアを復活させ、アーネム(フィテッセの本拠)での契約を含め、あらゆるオプションをオープンにしたいと考えています」と伝えている。

 フィテッセと契約を結びことも選択肢の一つだが、それ以外の可能性もある――ということだ。

 今季のフィテッセは11節を終えて、7勝2分2敗(22得点・15失点)。アヤックス、AZアルクマール、PSVに続いて4位につけている。昨季リーグ戦は、14勝11分9敗(70得点・51失点)で5位だった。監督は本田とともにCSKAモスクワでロシア3冠を達成しているスルツキ氏が務めている。

 いずれにせよ、本田のサッカー人生が再び動き出したのは確かだ。ここからどのような展開が待ち受けているのか、楽しみだ――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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