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日本代表MF守田英正、名門スポルティング移籍へ「5年契約」。移籍金約5億円で攻防ライン、サンタ・クララ“最終調整”

守田英正。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

今日27歳の誕生日、「間もなく合意へ」。

 ポルトガル1部のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正の名門スポルティングCPへの移籍決定に向けて、両クラブの交渉は最終局面に入っている。

 ポルトガルメディア『サポ・デスポルチ』は現地5月9日、スポルティングが守田を迎え入れるため、ディテールを詰めている段階であると報じた。ルベン・アモリム監督が率いるチームにとっても、この補強が優先事項の一つであると伝えている。

 また、契約解除金(移籍金)は350万ユーロ(約4億8000万円)のラインで交渉されていて、契約期間は「5年」が見込まれている。両クラブは移籍実現に向けて“前向き”であり、「間もなく合意すると見られる」ということだ。

 守田は1995年5月10日生まれ、大阪府出身、27歳。177センチ・75キロ。金光大阪高校、流通経済大学、川崎フロンターレを経て、2021年1月、サンタ・クララに完全移籍。今シーズンはこれまでリーグ27試合・1得点・1アシスト、公式戦通算37試合・2得点・1アシストを記録している。日本代表では国際Aマッチ16試合・2得点、森保一監督のもと、4-3-3のインサイドハーフの一角を担う。

 スポルティングは現在26勝4分3敗の勝点82でリーグ2位が確定。首位のFCポルトとは6ポイントの差をつけられている。日本時間15日に行われる最終節では、守田の所属するサンタ・クララと対戦する。

 これまで守田に対しては、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のハル・シティAFC、トルコ1部のフェネルバフチェSKなども関心を寄せていた。

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