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【神戸】若手・中堅とともに進化する路線へ。25歳FWパトリッキをC大阪から獲得「常に全力で行動し、最善を尽くします」

ヴィッセル神戸のエンブレム。(C)SAKANOWA

昨季はリーグ28試合・5ゴールを記録。

 J1リーグのヴィッセル神戸は1月7日、セレッソ大阪のFWジェアン・パトリッキ(Jean Patric Lima dos Reis)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「26番」に決まった。

 パトリッキは1997年5月14日生まれ、ブラジル出身、25歳。カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表MF守田英正とポルトガル1部CDサンタ・クララではチームメートで、2022年1月、C大阪に加入。昨季はJ1リーグ28試合・5得点

 パトリッキは次のようにコメントしている。

「ジェアン・パトリッキです。この新たな挑戦に僕自身モチベーションが上がっていて同時にとても嬉しく思っています。ヴィッセル神戸のような偉大なクラブのユニフォームを着れることは、どんな選手にとっても喜びです。僕のことを信じてこの機会をくださったクラブ経営陣の方々に感謝します。ヴィッセル神戸に貢献できるように、常に全力で行動し、最善を尽くします。ファン、サポーターの皆さんとたくさん喜び、楽しめるように全力を尽くします。みなさんと一緒・タイトルを獲ります。ありがとうございます」

 またC大阪のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「セレッソ大阪で昨年プレーする機会をいただいて本当にありがとうございました。そして僕を温かく受け入れてくれた皆さんにも感謝しきれないくらい感謝しています。チームを離れることになりましたが、一日一日を全力でセレッソ大阪が勝者になるために頑張ってきました。

 共に戦ってくれた監督や選手・スタッフ、チームに携わる方々のおかげで僕もこのチームで成長できて、リスペクトのしあえる素晴らしい家族になれたと思います。本当にありがとうございます。

 そしてファン・サポーターの皆さんが、いつも僕を信じて応援してくださったことが僕の力になり、セレッソファミリーと一緒にたくさんのダンスをできて本当に良かったです。“ Vamos Jean Patric, OH, OH, Vamos Jean”」

 いずれも23歳であるトゥーレル完全移籍、齊藤未月のレンタルでの獲得に続き、25歳以下のストライカーを補強――。現在いる代表クラスのタレントに牽引され、若手・中堅とともにチームを進化させていくという狙いが伝わってくる。神戸が新たな強化方針のもと、生まれ変わろうとしているようだ。