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ウーゴ・ソウザのベンフィカ移籍「交渉順調」。神戸は「クラブ間合意」からセレソン候補のGKを逃すことに……

フラメンゴのウーゴ・ソウザ。 (Photo by Alexandre Schneider/Getty Images)

一転して23歳の大型ゴールキーパー、ポルトガル名門へ。

 ブラジル1部(セリエA)CRフラメンゴに所属するGKウーゴ・ソウザ(Hugo Souza)が、ポルトガル1部SLベンフィカへの移籍に向けて、「交渉が順調に進んでいる」という。「クラブ間合意」に至っていたJ1リーグのヴィッセル神戸だが、ブラジル代表をも狙える逸材を口説き落とす目前で逃すことになりそうだ……。

 ウーゴ・ソウザは193センチある23歳のブラジル人GKで、カタール・ワールドカップ(W杯)まで率いたチッチ監督のもとブラジル代表に選ばれた経験もある(出場はなし)。

 神戸は当初「1年間のレンタル+買取オプション」でオファーを出していた。しかしフラメンゴは完全移籍を希望。『グローボ』によると、神戸は移籍金130万ドル(約1億7000万円)の3年契約、神戸は50パーセントの保有権を買い取る条件で、1月12日時点でクラブ間合意に至ったと報じていた。

 しかし15日、ブラジルの移籍情報を専門とするジャーナリストのヴェネ・カーザグランデ氏(@venecasagrande)が「家族の事情」で、ウーゴ自身が日本行きを“撤回”したとレポート。さらに17日、ベンフィカが獲得に乗り出したと伝えていた。

 そして18日、同氏は次のようにつぶやいた。

「ベンフィカがウーゴ・ソウザの獲得のためフラメンゴと交渉しているという情報のアップデート。このポルトガルチームがフラメンゴに正式なオファーを出してから交渉が白熱。ルブロ・ネグロ(フラメンゴ)からの移籍へ、交渉は順調に進んでいる」

 状況的に再び神戸へ振り向くチャンスは……。ここからの逆転補強は、かなり難しくなったようだ。

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