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【神戸】イニエスタが福岡戦、PKで今季J1初ゴール「いい流れで自信を持って決められた」。浦和戦はプロキャリア初の直接FK弾だった

神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ルヴァンカップPOステージの一撃からいい流れを掴む。

[J1 18節] 福岡 1-2 神戸/2021年6月19日/ベスト電器スタジアム

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがJ1リーグ18節のアビスパ福岡戦、80分にPKを突き刺して2-1と突き放す決勝点をもたらした。イニエスタにとってリーグ戦のゴールは、昨年10月10日のアウェーでの21節・柏レイソル戦(●1-2)以来となった。

 イニエスタのゴールは、直近6月13日のルヴァンカップ・プレーオフステージの浦和レッズとの浦和駒場スタジアムでの第2戦(△2-2)で決めた直接フリーキック弾から、公式戦2試合連続に。

 神戸のナンバー「8」は、そのFK弾が実は(おそらく)プロキャリア初の直接フリーキック弾だったと明かし、その良い流れで自信を持ってこの日も決め切ることができたと言った。

「(浦和戦で決めたが、FK弾はプロ初では?)ユース時代に決めた記憶はありますが、そうですね、プロでの記憶は定かではなく、初ゴールかもしれません。(この日のPKについて)こうしたセットプレーは、その瞬間に決められる、全て上手くいくという自信が感じられ、それがハマるかどうか。(浦和戦から)その流れで今日も自信を持って蹴ることができました」

 自身のロブパスから酒井高徳のクロスが、ブロックに入った杉本太郎の振り上げていた腕に当たり、主審はPKを宣告。福岡がそこで選手交代を挟むなど“焦らし”の時間もあったが、イニエスタは冷静に村上昌謙の逆を突き、向かって右側にショットを突き刺した。

 ケガからの復帰後、イニエスタ自身が好循環を描けていると言う。何より「このリーグ戦、自分としても久しぶりのゴールで勝利に貢献できて、本当に嬉しいです」と、得点とともに勝点3を獲得できたことを喜んでいた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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