久保建英が「トップ下」躍動、古巣マジョルカに1-0勝利。スペイン国王杯ベスト8、公式戦8連勝
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(※写真はアスレチック・ビルバオ戦より)(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
途中出場から約20分間プレー、セットプレーも担当。
[コパ・デル・レイ ラウンド16] R・ソシエダ 1-0 マジョルカ /2022年1月17日19:00(日本時間18日3:00)/レアレ・アレーナ
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド16、レアル・ソシエダがRCDマジョルカに1-0の勝利を収めて、ベスト8進出を決めた。R・ソシエダの日本代表MF久保建英は70分から途中出場し、トップ下の位置で躍動。コーナーキックのキッカーも担当しチャンスを作り出した。
開始5分、敵陣でのクオリティの高いパス交換から、最後はマルティン・スビメンディの縦パスをロベルト・ナバーロが鮮やかに沈める。幸先よくホームチームが先制に成功した。
その後、R・ソシエダの追加点かと思われた場面はオフサイドに。そして1-0で折り返したあと、70分、久保がナバーロと代わってピッチに立った。
この日の久保は、リーグ戦ではダビド・シルバがレギュラーとして務める4-1-3-2(4-4-2)のトップ下でプレー。ピッチのあらゆる位置に顔を出してパスを引き出して起点となる。プレッシングの応酬となるなか、フィジカルの強さも見せつけて、球際で一歩も譲らなかった。
昨季など通算2シーズンプレーした古巣を相手に、1-0の勝利! マジョルカを率いる元日本代表のハビエル・アギーレ監督の目の前で、21歳のレフティは堂々としたプレーを披露するとともに、チームを8強へと導いた。チームは公式戦8連勝だ。