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三笘薫の相棒トロサール、アーセナル移籍へ「個人合意」。電光石火、間もなく正式決定!

ブライトンのトロサール。 (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

「完全移籍」で詰めに入る。

 イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するFWレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)が1月19日、まさに電光石火、アーセナルFCへの完全移籍に向けて交渉が大詰めを迎えているという。移籍専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)がレポートした。

 カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したベルギー代表フォワードはここ2試合ベンチ外で、ロベルト・デ・ゼルビ監督との確執により移籍を要求していた。一方、デ・ゼルビ監督は「ドレッシングルーム(ロッカー)にいた全員が何が起きていたのかを知っている」「仲介人は安い金額で移籍させたいようだ」とも語り、両者の関係修復はほぼ不可能な状況に陥っていた。するとそのタレントに、アーセナル、トッテナム・ホットスパーFCが関心を示していると言われてきた。

 そしてチェルシーFCとの獲得合戦でミハイロ・ムドリクを逃したアーセナルが、すぐさま左ウイングにも対応できるトロサールにターゲットを切り替えた。

 ロマーノ氏は次のように伝えている。

「トロサールのスクープについて。アーセナルが数時間以内に取引を完了させる準備をしている。交渉は非常に進んでいるという。もはや初期段階ではなく、恒久的なものにするため、急速に進展している。トロサールは個人的な条件で完全合意。長期契約になる」

 そのように「完全移籍」に向けて、一気に話し合いが進められているということだ。

 グレアム・ポッター前体制下ではブライトンの左MF(ウイング)を担い、チーム最多7得点を決めていたトロサールだが、デ・ゼルビ監督は三笘薫との共存を模索。そして最近はCFで起用されてきたトロサールだが、爆発した時は凄まじかったが、W杯の中断明けは明らかにパフォーマンスを落としていた。

 最近は練習欠席なども報じられるなか、デ・ゼルビ監督はトロサールをメンバー外に。するとベルギー代表アタッカーは事務所を通じて「移籍」を要求する騒動に発展していた。

 28歳のアタッカーが、三笘から冨安健洋のチームメイトになるのか――。

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