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【札幌】上里一将がTMに練習生で参加。獲得の可能性は? 河合竜二SD「ゼロではないが…」

琉球の上里一将(2020年3月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

地元ラジオで言及。「あれ、上里いいんじゃないか! と、ミシャの目に留まれば――」

 契約満了によりFC琉球を2022シーズン限りで退団したMF上里一将が、古巣であるJ1リーグの北海道コンサドーレ札幌に練習生として参加し、19日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチに出場したことで、コンサドーレの“オールドファン”を中心にSNSを中心に話題を集めている。

 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の方針は、基本的に練習もトレーニングマッチもオープン。多くのクラブで練習試合の写真撮影が禁止されている時期でもあるが、町田とのトレーニングマッチについてもOK。そこで「20番」をつけてプレーしたのが上里だったと、SNSで話題となっている。

 沖縄県宮古島出身の初のJリーガーで全くの無名だったが、スカウトにその左足のキックが認められて2004年に札幌へ加入。そこから札幌のあらゆる時代をサポーターとともに戦い、レンタルで複数クラブにも所属したが2016年まで在籍。そこからロアッソ熊本、琉球でプレー。ケガにも苦しんだなか琉球がJ3に降格、昨季限りで契約満了となっていた。ゲームメーカーかつダイナモは36歳になったが、そのセンスは相変わらずだ。

 そして地元のHBCラジオのコーナーに出演した札幌の河合竜二氏は1月20日、映像で町田戦をチェックしたそうで、「昨年の西大伍のように契約の可能性もある練習参加なのか?」という上里に関するファンからの質問を受け、次のように語った。

「私も映像を見て気付きましたが、まず、うわ! 懐かしいなと思いました。カズのプレーはやっぱり好きです。ボールをためて時間を作れる。パスをさばける非常に能力の高いプレーヤーです。一緒にやっていた時もそれを感じていました。指示の甲高い声も響いていましたね。懐かしくて、まず嬉しかったです」

 札幌でチームメイトとして上里とプレー経験のある河合SDは、ファン、サポーターが気になる点についても触れている。

「多くのサポーターは大伍の例もあるので、期待すると思います。これは(加入の可能性は)ゼロではないと思いますが、(地元である)沖縄ですし、トレーニングできる環境を与えてあげて、チャンスを待つことがメインだと思います。ただ、こうした試合で結果を出し続ければ、あれ、上里いいんじゃないか! と、ミシャ(ペトロヴィッチ監督)の目に留まる可能性は一気に跳ね上がると思います」

 札幌のC.R.C(コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン)兼SD(スポーツダイレクター)という立場で、そのようにまずペトロヴィッチ監督の意向が重視されることを説明していた。

「カズにとっては1日1日、1試合、1プレーが勝負。ただの練習としてではなく参加していると思います。いい結果を残せてクラブと折り合い、獲得してみようとなれば僕も嬉しいです」

 河合氏はそのように、むしろ一ファンとして期待を寄せていた。

 とにかくサッカー好きでパスサッカーと技術にこだわり、サッカーIQも高く、ペトロヴィッチ監督の哲学やスタイルと符号する点も多い。ホームグロウン選手でもあり、そういう意味でも札幌にとってプラスの要素は多そうだ。とはいえJ1リーグであり、プレーヤーとして求められる基準はあらゆる面で高い。

 また一方、今季のJ1は降格1チームのみ。3チームに可能性があるシーズンと比較すれば、ある程度先を見据えた体制作りができる機会とも言える。札幌を象徴するタレントの一人でもあり、ミシャと上里が、札幌(今は沖縄キャンプだが)で思いがけぬ邂逅とコラボレートを果たすのか――。

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