【横浜FM】アンデルソン・ロペスの目標は21ゴール。「6年間外していない」PKにも自信
アンデルソン・ロペス。(C)SAKANOWA
マルコス・ジュニオールが第一キッカーであることも理解。「準備はしておきます」
中国超級リーグの武漢足球倶楽部からJ1リーグ横浜F・マリノスに加入したブラジル人FWアンデルソン・ロペスが2月9日にオンラインによる取材に応じ、チームに合流しての第一印象などを語った。
昨季途中まで北海道コンサドーレ札幌でプレー。そして中国の武漢へ。その時点で最多となるJ1リーグ12得点、ルヴァンカップ2得点、さらに中国でもリーグ7得点とゴールを量産した。
「久しぶりとなる強度の高い良い練習ができています。まだコンディションは100パーセントではありませんが、こうした練習を続けていければ、早くベストに持っていけると思います」
アンデルソン・ロペスはそのようにコンディションについて語り、19日の開幕セレッソ大阪戦でのメンバー入りを見据える。
そして28歳のブラジル人ストライカーは、加入までの経緯について改めて語る。
「昨シーズンは中国でハードなシーズンで1月上旬まで続きました。ただ、そのあと1か月ほど家族とともに過ごせてリフレッシュできました。そこで横浜F・マリノスからオファーをいただきました。伝統のあるビッグクラブでプレーできるのは魅力的だったので、すごく嬉しかったです」
「(横浜FMについて)2016年からJリーグに来て、とても強く、常に優勝争いしているイメージがあります。加入できて幸せですし、このクラブで自分の特長を出して得点王になってチームの力になりたい。ベストを尽くして、仲間とともに戦っていきたいです」
また、自身初めてAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に臨む。横浜FMがその挑戦権を得ていることも、加入を決めた一つの理由だったと明かす。
「ACLを戦うチームであることも移籍を決めた理由の一つで、しかも出場するだけでなく、優勝を狙えるチームだと思います。質の高い選手が揃っています。しっかり、このチームでACLでの優勝を狙っていきます」
今季狙うゴール数は「21」。昨季日本と中国で決めた公式戦トータルでの得点数である。
また、PKキッカーとしても定評があるが、「6年間外していません、これは続けていきたいです」と自信を持つ。
もちろんマルコス・ジュニオールが横浜FMのキッカーを担ってきたことにも理解を示す。
「マルコスはPKが上手く、第一キッカーを担っています。チャンスがあれば蹴れるように、その準備はしておきます」
そのPKの上手さの秘訣を聞かれると……。アンデルソン・ロペスは「GKにとっていい情報になってしまうかもしれないので、それは言えませんね!」と、申し訳ないと言って笑った。
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[文:サカノワ編集グループ]