セルティックのポステコグルー監督「今、最強チーム」。浦和レッズ移籍噂、ギアクマキスの話題では「もう電話に出ないので…」

前田大然の存在の大きさについても言及。

[スコットランド１部 23節] ダンディー・U ０-2 セルティック／2022年１月29日16:00／タンナディス・パーク

　スコットランド１部セルティックFCが2-0でダンディー・ユナイテッドFCに勝利を収めて、首位をしっかりキープしている。

　現地メディア『ザ・スコッツマン』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後の記者会見で、就任以来、現在最強のチームにあると頷いた。

「ここに来てから、おそらく今が最強のチームだと思っています。選手層の厚さとクオリティの高さでいずれも。（前田）大然や（リエル）アバダのような選手が控えていて、彼らは中央でもサイドでもプレーできるので、とても助かり安心できています。今回も本当にポジティブな（移籍）ウインドーになりました」

　この日、日本人選手では、古橋亨梧、旗手怜央が先発。前田が67分から途中出場し、岩田智輝は小林友希はベンチだった。前・横浜F・マリノス指揮官でもある指揮官は控え選手の存在も踏まえ、そのように自信を持って語ったようだ。

　また指揮官は「マイケル（フットボール担当ディレクター）はもう僕の電話に出ないんだ。彼はもう（選手獲得は）終わりだと言っているんだと思うよ」と冗談を交え、補強については事実上終了であると言った。

　そして浦和レッズとMLS（メジャーリーグサッカー）アトランタ・ユナイテッドが獲得レースで競っていると報じられてきた、ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスについて改めて話題に。

　ポステコグルー監督は「まだ均衡が保たれている状態」と表現した。

「あと2日しかないのに、マイケルが私の電話に出ないので、バックグラウンドで何が起こっているのかよく分からない。いずれにせよ、（移籍期限である31日まで）あと２、３日の間に、全てが解決します。今のところ、彼の次の行動については何も決まっていません」

　ひょっとすると本当に強化責任者と連絡がつかなかったのかもしれないが……。いずれにせよ、間もなく決着がつくと語っている。